モンベルの保存食『リゾッタ(RISOTTa)』ってご存じでしょうか。いわゆるフリーズドライ系の保存食というか山ごはんで、調理時間がめっちゃ短いのが特徴です。熱湯で3分。カップラーメンか! そのうえちゃんと美味しい。
この手のごはんものは、食感の悪いフリーズドライ米よりアルファ米を選ぶ人が多いと思いますが、意外やふっくらとした仕上がり。フリーズドライ製法も進化してるんですかねぇ。
モンベル|ガリーック リゾッタ|421円
おすすめ度 ★★★★★
こちらがモンベルの店舗で購入した『リゾッタ(RISOTTa)』。シリーズは数種類ありまして、今回は『ガーリック リゾッタ』をチョイスしてみました。ガーリックが空腹を刺激したので……。お値段は421円(税込)。ちなみに、モンベルはアウトドア用品メーカーです(アウトドアに興味がない人には馴染みが薄いかも)。
カロリーは1袋85gあたり337kcal。製造所は、フリーズドライやレトルトなどの食品を製造するサンフレックス永谷園。
【原材料】ごはん(うるち米(国産))、食部油脂)、大豆たん白、チキンエキス(小麦を含む)、玉子そぼろ、食塩、にんにく、醤油、砂糖、オイスターソース、乾燥ねぎ、ローストガーリック、こしょう/調味料(アミノ酸等)、トレハロース、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素
調理方法は?
調理方法には「熱湯で3分」とあります。この手の商品だと15分くらいが相場ですけど……。水でも5分だそう。
まずは中の脱酸素剤を取り出して、
注水線まで熱湯を注ぎます。アウトドアシーンでは暗くて見えない場合もあるかも。とりあえず分量としては175mlでOK。
熱湯を注いだら、よくかき混ぜて3分待ちます。スプーンは付いていないのでご用意を。
3分でこの食感……イイと思う!
3分待ったらいただきます!(パックからそのまま食べるのが普通かとは思いますが、屋内なのでお皿で)。……あれ? フリーズドライ米らしいモソモソとしたパサついた食感じゃないぞ? 意外とふっくら仕上げでびっくり。
公式サイトの情報によれば、「さまざまな工夫を凝らすことで、お米の粒感を残したまま、ふんわりとした新しい食感に仕上げることに成功」したのだとか。もちろん普通に炊いたごはんには及びませんけど、十分にイケル!
それにこの『ガーリック リゾッタ』のお味もいい。ガーリックがほどほどに効いた旨味でおいしい。お味はこのほか、五目、梅しそ、カレー、コーンも用意されていますよ。
* * *
アルファ米タイプの保存食だと、調理時間は熱湯で15分ほどが相場。食感的には大きな差を感じられないので、3分で作れる『リゾッタ』のほうがありがたいかなぁ。山で食べるなら、なおさら調理時間は短いほうがいいし。
あと、保存期限は5年。災害時に備えた備蓄食としてもおすすめっす!
<参考リンク>
・モンベル|リゾッタ