東京都港区のANAインターコンチネンタルホテル東京は6月30日まで、3階の中国料理「花梨」にて、「ストロベリー・チャイニーズ・アフタヌーンティー」を展開中だ。完全予約制。価格は税込み9,944円(サービス料含む)。今回は同メニューを食しにお邪魔した。
【関連写真】「ストロベリー・チャイニーズ・アフタヌーンティー」他イメージ17枚はこちら2024年からの新メニューは、ホテル内全7店舗で共通開催するイチゴ尽くしのフェア「ストロベリー・センセーション2024」に合わせ、イチゴをテーマにした料理とデザートを、干支にちなんで「龍」が描かれた特製ボックスに盛り付けて提供する。1日3部制で、各部とも10組限定。
箱の引き出しを開けると、旬のイチゴをふんだんに用いながら中国料理のデザートを意識したスイーツが。八角がほんのり香る「苺と八角のクレームブリュレ」やさっぱりした味わいの「苺とクコの実のレアチーズケーキ」、まるでイチゴそのものの見た目の「苺チョコレート」などがお目見えする。
他にも、牛頬肉とみずみずしいイチゴが好相性の「牛頬肉のバルサミコソース仕立て」、イチゴの色合いをイメージしてビーツのソースと合わせた「イカの湯引き ビーツソース」、香港の点心師に学んだスタッフ陣が作る自家製皮を使った「龍の眼を象った海老蒸し餃子」、豚肉を詰めた「龍の子の蒸し餃子」などを揃える。
他にもボリュームのある料理として「天然大海老のチリソース フライドヌードルとともに」や「鴨肉のロースト 苺と栗の蒸しパン」などを含めて全10品のセイボリーを揃える。
ドリンクは、ジャスミン茶やホンウーロン茶、キーマンコウ茶など中国茶を中心に提供(同中華アフタヌーンティーによく合う)。3回ほど差し湯をしてくれるのもありがたい。ライチコウ茶など珍しい中国茶も揃えるのでぜひ試したいところ。
総じて、洋中折衷の味わいで日本人の舌にも合う。同ホテルの広報部は「『中国料理にアフタヌーンティーを合わせるのは日本人ならでは』と本場中国の方もビックリされていました。20〜30代の女性層にも人気です」と話す。紹興酒が合う辛いメニューもあり、男性にもおすすめしやすい。幅広い目的の食事会に重宝しそうだ。
【ANAインターコンチネンタルホテル東京】
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂1-12-33
電話:03-3505-1185(予約・問い合わせ)