存在は控えめだけど、時々出会ったり、ふと思い出して食べたくなる『野沢菜』のお漬物。でも一株が長くて量が多いので、余しちゃったりしていませんか?クセも少ないから、お料理にもアレンジしやすいんです。今回は信州名物の『野沢菜のおやき』を自分好みに作ってみました。冷めてもモチモチと美味しくて、絶対クセになるはず!
材料
<6個分>
・薄力粉 75g
・強力粉 75g
・ベーキングパウダー 5g
・砂糖 小さじ1/2
・塩 ひとつまみ
・湯 100ml
・サラダ油 小さじ1
(あん)
・野沢菜(漬物) 100g
・豚ひき肉 100g
・コショウ 少々
・シイタケ 20g
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・醤油 小さじ2
・ゴマ油 小さじ1
・炒りゴマ 小さじ1
(焼き用)
・サラダ油 小さじ1
・水 100ml
作り方
Step1
皮を作る。分量の湯を沸かす。ボウルに薄力粉~塩までを入れて菜箸でよくかき混ぜる。湯を加えてさらに菜箸でかき混ぜ、少し冷ましてから手で生地をまとめる。つやが出るまでこねたらサラダ油を加えてさらにこねる。ラップをして常温で30分程休ませる。
Step2
あんを作る。野沢菜、シイタケは粗く刻む。豚ひき肉にはコショウを振る。フライパンを熱し、豚ひき肉を中火で炒め、キッチンペーパーで余分な脂を吸い取る。野沢菜とシイタケを加えて軽く炒め、酒、砂糖、醤油を入れてさらに炒める。最後にゴマ油と炒りゴマを加えてサッと和え、火を止める。
Step3
おやきを形成する。生地を6等分(1個40g前後)に分け、手で丸めてから直径10cm位の円形にのばす。あんも6等分(1個25g前後)にし、生地の真ん中にのせて包む。端と端をつまむようにして閉じ、平たく形を整える。
Step4
生地を焼く。フライパンにサラダ油をひいて熱し、Step3のおやきを並べる。中火で片面30秒を目安に両面に焼き色を付ける。水を加えて蓋をし、水分が飛ぶまで蒸し焼きにする(2分半~3分)。
Point
※生地を手でこねる際に火傷に注意してください。あんは少し濃いめに味付けした方が皮に負けず美味しいですよ。
ひとことコメント
信州では茄子のあんなどもあるようです。簡単に発酵いらずで作れる中華まんのイメージで、中身はお好きなものを詰めてアレンジしてみてくださいね。