クラフトビール人気の発端となったアメリカでは、2017年にはクラフトビール醸造所の数が6,000を超えました。そのいっぽうで日本のマイクロブルワリーの数は、増えているものの300程度。アメリカと比較すると、まだまだ数が多いとはいえません。
そんな中、『アウグス オリジナル』『アウグス ピルスナー』などでおなじみのアウグスビールが2019年1月17日(木)からマイクロブルワリーのプロデュース事業をスタート。企業や自治体がアウグスビール株式会社と共同で独自ブランドのビール販売が可能になります。
「マイクロブルワリー」の概要とは
アウグスビールが提供するマイクロブルワリーは、低価格でもできたてのおいしいクラフトビールを販売できる環境を提供します。店舗併設型の醸造所をつくることでコストをおさえ、「クラフトビール=高い」という概念を覆すものです。具体的には、一般的なビアパブでグラス800円のクラフトビールを半額の400円で提供することも可能になります。ビール好きとして、少しでも安くビールを楽しめるのはうれしいですよね。ちょっと高いイメージがあるクラフトビールを、お得に飲めるようになるかもしれません。
創業15年のノウハウを活かして全国にマイクロブルワリーを
アウグスビールの役員が大手ビール会社で得た実践経験と知識、創業15年のクラフトビール醸造経験で得たノウハウを駆使して全国にマイクロブルワリーを増やすのがこのプロジェクトの目標。3年で47店舗以上の導入を目標にしているとのことです。既に先行検証としていくつかの飲食店に店舗併設型醸造所の開発、運営支援をスタートしています。
アウグスビールのプロジェクトによって、日本各地にマイクロブルワリーが増えるかも?今後の動向に注目しましょう!
ヨシダイト