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脳×メタバースについての対談イベント! 脳波とメタバースでクリエイティブなコミュニケーションを


550名以上が参加した対談イベント! 脳科学とメタバースを合わせた未来はどうなるのか

 

2023年12月16日に、メタバースプラットフォームclusterにてRueさん主催の「[脳×メタバースの最終到達点] 神経科学者・金井良太、クラスター株式会社 CEO・加藤直人学術系Vtuber・Rueが徹底議論!フルダイブは実現するのか!?」というイベントが開催されました。

有識者が集まる注目のイベントにはclusterとYouTube配信合わせて延べ550人以上が参加しました。

この記事では登壇者の紹介、対談テーマからイベントの内容まで紹介していきます。

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脳化学とメタバースの有識者! clusterの産みの親と神経科学の専門家が登壇

本イベントの登壇者を紹介します。

どんな方達が登壇したのかを最初にチェックしておきましょう。

バーチャルサイエンティストの卵Rue

主催者のRueさんは脳科学を博士課程で研究している学生です。

脳科学とメタバース情報を発信していて、最新の脳科学について一般の人にわかりやすく情報を発信する、日本神経科学学会公認のニューロナビゲーターとして活動されています。

clusterでは脳科学やメタバース有識者を招いて討論会を開いています。

神経科学者・金井良太

ニューロAIを事業として手がける株式会社アラヤの代表取締役である金井さんは神経科学の専門家でもあります。

脳波を受け取る、または脳へ刺激を送ることで脳とコンピューターを接続する機器であるBMI(ブレインマシーンインターフェイス)の研究をするために内閣府の「ムーンショット」プロジェクトのプロジェクトマネージャーとして活躍されています。

また、AI支援型BMI、ステントロードという電極を使い血管から脳波を取る新型BMIをさらに改良することで、脳の細い血管まで脳波が取れるようにシート状の電極を開発中です。

さらに脳と脳を繋ぐ方法を研究しています。

クラスター株式会社 代表取締役CEO・加藤直人

加藤さんは今回のイベント会場にもなっているclusterの運営会社、クラスター株式会社の代表取締役です。

クラスター社は「メタバース研究所」を設立しています。

この研究所は文部科学省から科学研究費補助金取扱規程第2条第4項に規定する研究機関の指定を受けています。

今回のイベントに登壇した理由は京都大学の脳神経科学の研究室と連携、脳の情報を書き出してメタバース空間で活用していく研究をしているから、とのことです。

肉体や言語がなくてもコミュニケーションが取れる!? 脳波とメタバースを融合させた未来はどうなるのか

「脳科学とメタバースの相性」についての議論が展開されました。

また他にも「脳科学×メタバースで生まれる未来のサービス」「人生の何%をメタバースで過ごすのか?家族の在り方は?」「メタバースインターフェイスの最終的な形 フルダイブの実現性」といったテーマで、約90分間の議論が行われました。

「脳科学とメタバースの相性」

脳波データを採取するためのデバイスを常に付けている人は、現状はあまりいません。そこで、そういった装置の機能を、メタバース空間で遊ぶ際に装着するHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に搭載すれば、気軽に脳波のデータを取ることができるようになる可能性があります。

それが実現できれば、大量のデータを採ることも可能になると予想。

これにより人と会話をしなくとも感情や、考えていることを脳波で読み取りステータスのように表示させることも可能に。

人間が自己をアウトプットするための手段にそういった選択肢が生まれることで、受け取り手も間違った解釈をしないメリットがあります。

「脳科学×メタバースで生まれる未来のサービス」

筋肉を介さずに物を表現できるクリエイティビティの拡張が可能ではないかという議論がされていました。

さらに、脳内で考えたものがそのまま空間に出せるサービスができるのではないかと予想。

脳波を計測しながらメタバースで遊べるようになれば、ニューロフィードバック(脳の状態を視覚化し、自分の脳活動を理想の状態へと誘導させること)技術を利用し、ワールドで遊ぶだけで自分の能力を上げられるサービスができると面白いのではないかとも話していました。

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「2050年時点では人々は人生の何%をメタバースで過ごすのか?家族の在り方は?」

2025年には、インターネットを使っている人のほとんどがメタバースも使っており、95%が利用しているのではないかと予想しました。

物を作り出すのに大きなエネルギーを多く使うリアルは贅沢品になるのではないかと話していました。

「メタバースインターフェイスの最終的な形 フルダイブの実現性」

メタバースインターフェイスは明晰夢を使うのではないかと議論されました。

明晰夢は外からの刺激で作れるので、自我を持った状態で他の人と経験を共有するBMIができるのではないかと予想。

自分の夢と他人と夢、外の世界を連結できれば肉体を使わずに、フルダイブ技術のようなことが可能になると話していました。

人類が目指す最終目標は脳と脳とを繋げることになり、その理想状態に持っていくためには脳波を学習したAIが必要なのではとも話されていました。

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まとめ

 

そう遠くはない未来に我々はメタバースで過ごす時間の方が長くなるのかもしれません。

そして、肉体を用いることなく自分の創造力を上げることはまだ現実にはできませんが、できる可能性は高いでしょう。

今回のイベントで驚いたことは、会話ではなく脳波を通して誤解なく正しいコミュニケーションができる可能性があるかもしれないということです。

また、明晰夢がフルダイブ技術を可能にすることも驚きがありました。

そのうち人類は寝ながらコミュニケーションを取り、能力を開発していくのかもしれません。

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