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親子でじっくり遊べるゲームを!『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのワクワク工場』


7年ぶりの新作『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場』

ーー本日はよろしくお願いいたします。

ーー今年3月に御社レーベル「peakvox」から7年ぶりの新作インディーゲーム『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場』(以下『ちっぴーとのっぽー』)が出ましたが、こちらはどのようなゲームでしょうか?


山頬「『ちっぴーとのっぽー』は、パーツを組み立てておもちゃを作るアクションパズルです。工場内のパーツを集めて、色や形を加工して、設計図と同じおもちゃを作ります。
ただし“ちょっぴりぬけてる” 工場長がチェックするので、多少設計図とちがってもクリアできちゃうこともあるかもしれません。」

ーー必ずしも正解が1つではない、ということですね。それは色々なアイデアを試せていいですね。

山頬「ありがとうございます。このゲームは、ソロプレイでは2人を同時に操作して、クリアをめざしていただきます。マルチプレイでは『ちっぴー』と『のっぽー』それぞれを2人で操作して協力プレイを楽しんでいただけます。」

ーーソロプレイも2人でプレイもできるのですね。遊び方が広がりますね。

ーー『ちっぴー』と『のっぽー』は、それぞれどんな特徴のあるキャラクターなのでしょうか?


山頬「青い帽子をかぶっているのが『ちっぴー』で、狭いところが得意です。」

山頬「赤い帽子をかぶっているのが『のっぽー』でジャンプが得意です。」
 

山頬「本作はこの 2人で協力し、お題のおもちゃを作っていただきます。」

ーーそれぞれに得意なことがあり、力を合わせることで進んでいく、いいバランス感の2人なのですね。
 

作品のコンセプト

ーー本作『ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場』はどのようなコンセプトで制作されたのでしょうか?

山頬「最初の出発点は“親子で遊べるゲームをつくりたい“というものでした。またお互い最後まで黙々とプレイできてしまうものではなく、プレイするうえでプレイヤー間に自然な会話が生まれてゆくものを目指しました。」

 

こだわったポイント

ーー本作の企画・開発面でのこだわりがありましたら、お伺いしたいです。

山頬「わかりました。まず、今作の企画のこだわりは『親子の間に自然とコミュニケーションが生まれるゲームにすること』です。親子で遊べるゲームにするためにここはこだわりました。」

山頬「また、完全に子供向けにはせず、大人も楽しめることも念頭に置きました。」

山頬「最初は簡単なステージですが、すこしずつ歯ごたえのある難易度になってゆくので大人の皆さんにもオススメです。ご夫婦やカップル、友達、YouTuber同士など、様々な年齢層の方にワイワイ盛り上がって頂いております。」

ーーありがとうございます。他にもこだわったポイントはございますか?

山頬「はい。ビジュアル面のこだわりとして目指したのは『Eテレ番組』です。カラフルで可愛くセンスの良い映像はもちろん、楽しく遊びながら学べる知育的側面も参考にしました。」

ーーどうして数ある中から『Eテレ番組』を目指されたのでしょうか?

山頬「『Eテレ番組』の子供向け番組は、大人が観ていても楽しいです。
ただ原色ばかりをうるさく並べた色合いではなく、全体の色調やデザイン、質感が非常に凝っている。また内容も甘さばかりでなく少し苦味みたいなものがあって、大人でもきっちり面白い。」

山頬「子供向けコンテンツを語る際に良く言われる『“子供向け”と”子供だまし”の違い』が体現されているのだな、と感じます。」

山頬「『ちっぴーとのっぽー』も、子供が遊んでも大人が遊んでも面白いゲームにしたかったので、全体の雰囲気とビジュアルを『Eテレ番組』を目指してパッケージングしました。」

 

山頬「また、サウンド面では、ゲーム内のキャラクターといっしょに遊んでいる雰囲気を出すために、ちっぴーとのっぽーが何かにつけて勝手にペチャクチャしゃべる、こだわりシステムを導入しました。」

山頬「これが非常にカワイイと好評です。これは昔からずっと入れたかったアイデアだったので今回実装出来て良かったなと思っています。」

ーー知育というと『Eテレ番組』のイメージがあるので納得でした。

ーー大人も子供も楽しめるように随所にこだわりがちりばめられているのですね。

 

完全オリジナルの本作の開発のきっかけ

ーー本作はどのようなきっかけで開発するに至ったのでしょうか?

山頬「私ども株式会社オーツーは、普段は受託業務を承り、日々有名メーカー様のゲーム制作に協力しております。ですが、たまにオリジナルタイトルを作りたくなることがあります。そんな時をきっかけに起動するのが株式会社オーツーのオリジナルブランド”peakvox”です。」

ーー“作りたくなった時に作ることが出来る“自社ブランドをお持ちなのはすごいですね。

山頬「ありがとうございます。スタッフが空くタイミング次第というところはあるのですが、“peakvox”チームでは普段から常時ゲーム企画のアイデアを受け付けています。」

山頬「そこには、プランナーだけではなくプログラマーやデザイナーからも企画書提案が寄せられます。寄せられた企画案を審議し、今回7年ぶりにオリジナルタイトルを世に出すことができました。」

ーー作りたいという気持ちがあればどなたからでも企画を受け付けるというスタイルは、インディーゲームとの親和性も高そうですね!

ーー完全オリジナルのインディーゲーム作品を制作するにあたって、チームの制作体制などに変化はありましたか?

山頬「平時数十人のアサイン規模のゲームを制作していますが、「ちっぴーとのっぽー」では、コアメンバーとしては5名規模で制作しました。」

山頬「開発にUnreal Engineを使用したことにより、以前と比べて作業効率が飛躍的に上がりました。そのおかげでコンパクトな人員の割にはかなり遊べるゲームができたと思っています。」
 

ーー通常のゲーム作りとの違いはどのような部分でしょうか?

山頬「自分がやりたいことをほぼそのままゲームに込められることでしょうか。好き勝手に、とまでは行かないですが、立案者のアイデアの純度が高いものを、ゲームとして具現化させることができると感じています。」


ーーオーツー様の制作面での強みはどういったところにあるとお考えですか?

山頬「受託業務として企画から制作、運営までフルサポートできる点です。あとなぜかはわからないですが丸くてカワイイもの(?)が活躍するゲームを制作する機会が多く、丸くてカワイイものを作るのも得意なのかもしれません。」

ーー確かに『ちっぴーとのっぽー』も丸くてかわいいですね。
 

peakvox発のインディーゲームの今後

ーー今後、peakvoxでどのようなゲーム作品を制作していきたいとお考えですか?

山頬「いろいろなジャンルのゲームをたくさん作って行きたいですが、次はアクションやシューティングゲームが作りたいです。」

ーーチームとしてはどういう風に進んでいきたいなど目標はありますか?

山頬「このままゲーム作りを心底楽しめるチームでありたいと思っています。
そして作ったゲームがどんどんヒットして、株式会社オーツーという名前の認知度をもっともっと上げていくことができればいいなと思っています。よろしくお願いします!」

ーー作りたいゲームを作り続けたいというお考え、とても素敵だと思います。ヒット作が続く未来を私も楽しみにしています。

ーー本日はありがとうございました。


 

ちっぴーとのっぽー なかよしコンビのわくわく工場

個性がちがう2人の力でおもちゃを組み立てよう!

せまいところが得意な「ちっぴー」とジャンプが得意な「のっぽー」 2人の力でお題のおもちゃを作り上げる組み立てアクションパズル! パーツを運んで、色や形を変えて、くっつけて、はたしてかれらはどんなおもちゃを作り、どんなミライを作りあげるのでしょうか?

〇タイトルHP〇
Switch版URL: http://www.peakvox.com/jp/chippy_noppo/
Steam版URL:https://store.steampowered.com/app/596500/

 

株式会社オーツー アシスタントマネージャー 山頬裕之


 

山頬裕之(やまづら ひろゆき)
1995年に株式会社オーツー入社。
Webデザイナー職を経て、現在は3Dデザインスタッフの取りまとめをしつつ背景3Dモデラーを務めている。
「ちっぴーとのっぽー」では、ゲームの企画、ディレクションとアートディレクション、サウンド全般を担当した。

株式会社オーツー

株式会社オーツーは、ハイエンド向けなどコンシューマーゲーム・オンラインゲーム・モバイルゲーム等の各種プラットフォーム向けのゲームソフトの企画・開発を行っております。大手メーカー様のタイトルをコンシューマ、モバイルともに多数手がけております。またオリジナルゲームのための自社レーベル「peakvox」を展開中です。

〇株式会社オーツー公式HP〇
URL: https://www.otwo.jp/

〇peakvox HP〇
URL: http://peakvox.com/

〇peakvox Twitter〇
URL: https://twitter.com/peakvox
 

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