仙台市教育委員会は24日、市立学校の給食で提供した牛乳を飲んだ計78人が、味の異変などを訴えたと発表。
「変な味がする」
市教委によると23日、若林区の小学校と太白区の中学校で牛乳を飲んだ後に、児童・生徒78人が「変な味がする」などと、次々に訴えたという。
さらに小学校では3人、中学校では5人が、腹痛や下痢を発症。

うち3人が病院を受診した。
2時間常温保存
保健所が調査したところ、中学校では生徒に提供するまでの2時間、牛乳が常温保存されていた。
仙台市では、提供時に牛乳の温度が10℃以下となるように定めている。
しかし、このルールが守られていなかった。
なお、問題が発生した2つの学校では、牛乳の提供を一時停止。

各種調査や、適切な保管や取り扱いが徹底されていることを確認した後に、再開される。