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水泳インターハイ予選で『10人救急搬送』 「集団熱中症」の疑い 前日にも8人搬送


福島・会津水泳場で行われた高校インターハイ県予選中、合計18名の学生が熱中症の疑いで救急搬送されました。22日には14人が手足のしびれや頭痛を訴え、そのうち10人が搬送されました。前日にも8人が似た症状を訴え搬送されていました。この日は猛暑日にあたり、最高気温は35.3℃まで上昇。地域的な暑さと運営上の判断が影響したとみられています。関係者は比較的涼しい場所での開催を提案していますが、安全対策の不備を指摘する声が上がっています。

22日、福島・会津水泳場で開催されていたインターハイ県予選で、選手10人が救急搬送。

前日にも8人が、熱中症の疑いで搬送されていた。

手足のしびれや頭痛

消防などによると、22日午前10時ごろ、高校生14人が手足のしびれや頭痛などの症状を訴えた。

生徒たちは、冷房の効いた救護室で一時休憩。

しかし、症状の改善が見られない10人が、午前11時に救急搬送された。

(画像:イメージ)

なお、前日にも生徒8人が、熱中症の疑いで救急搬送。

大会責任者は「例年よりも気温が高く、日差しも強かった。しかし、昼前にレースを終了させれば、大会が開催可能と判断した」と話したという。

高温になることも多い地域

22日、会津若松市・午前11時の気温は32.9℃、この日の最高気温は35.3℃の猛暑日だった。

水泳場がある会津若松市は、会津盆地の南東に位置し、夏はフェーン現象で高温になることも多い地域。

(画像:会津若松市内)

県高体連の関係者は、トレンドニュースキャスターの取材に「地区の持ち回り開催ではなく、海沿いで比較的涼しい、いわき市で固定開催すべき」と話す。

また「死者や重症者が出てからでは遅い。インターハイ予選に出場して体調を崩すようでは、選手がかわいそうだ」と語った。

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