静岡県教育委員会は18日、県立高校に勤務する男性教諭(36)を、懲戒免職処分にしたと公表。
SNSからわいせつ行為へ
男性教諭は2023年5月から、勤務する高校の女子生徒と、禁止されているSNSでの「私的やりとり」を開始した。

また、昨年3月~4月にかけては、同じ生徒と校内で複数回、わいせつな行為に及んだ。
学校へ情報提供が…
さらに今年3月まで、女子生徒とSNSで、性的なメッセージのやりとりを繰り返した。

外部から、学校へ情報提供がされたことで発覚。
県教委の聞き取りに、教諭は「恋愛感情があった。自分の身勝手な行動で、女子生徒に一生残る傷をつけて、人生を狂わせてしまった」と話した。
教育長が謝罪
静岡県の池上教育長は「児童生徒、保護者をはじめ、県民の皆様の学校教育に対する信頼を著しく失わせるものであり、社会的責任はきわめて大きく、深くお詫び申し上げます」と謝罪。

また「このことを大変重く受け止め、再発防止に向けて、児童生徒に対するSNSを使用した個人的な指導や連絡の禁止について、改めて管理職による適正な管理監督の徹底を図ってまいります」とコメントした。