札幌市教育委員会は9日、市立中学校に勤務する男性職員(50代)と、市立小学校・男性教諭(20代)に対する懲戒処分内容を公表した。
バストサイズを尋ねるなど…
男性職員は、2020年度と2024年度、当時一緒に勤務していた女性職員2人の太ももなどを、複数回触った。

また、日常的に性的発言を繰り返した。
具体的には、女性職員にバストサイズを尋ねたり、休日の予定をしつこく聞いたりするなど。
「覚えていない」
女性職員が、市教委に被害を訴えたことで発覚した。
市教委の聞き取りに、職員は「体を触ったことは覚えていない」と行為を否定。

また、性的な発言については「冗談で言ったかもしれない」と語った。
市教委は、男性職員が女性職員に対して、強い嫌悪感や不快感を抱かせたと判断。
停職3か月の懲戒処分とした。
信号無視し人身事故
そして、市立小学校・男性教諭(20代)は、今年1月15日午前7時ごろ、札幌市内の交差点の横断歩道に、信号が赤にも関わらず突っ込んだ。

その際、横断歩道を歩行中の女性に、衝突する人身事故を起こした。
教諭は略式起訴され、罰金40万円の刑事処分を受けた。
この教諭は、減給2か月の懲戒処分。