大阪府教育委員会は25日、寝屋川市の公立中学校に勤務する男性教諭(38)など、計2人の教諭を懲戒免職にしたと発表。
トレンドニュースキャスター取材班は、府教委から詳しい話を聞いた。
自宅に呼び出し性行為
寝屋川市の教諭は、TikTokで検索し、中学2年の女子生徒と知り合った。
今年9月には、女子生徒に「お小遣いをあげるから会える?」などとメッセージを送信。
女子生徒を、教諭の自宅に呼び出し、性行為に及んだ。
逮捕&拘留
その後教諭は、不同意性交の容疑で逮捕され、勾留。
現在は、釈放されたが、引き続き在宅捜査が続いている。
府教委の聞き取りに、教諭は「アルバイトができない年齢の子どもなら、お金で釣れると思った。犯罪と分かっていたが『バレなければいいだろう』との認識だった」などと語った。
「盗撮のスリルを楽しんでいた」
また、熊取町の公立中学校に勤務する男性教諭(24)は、通勤途中、駅のエスカレーターや階段で、女子高生のスカート内などの盗撮を繰り返した。
教諭は「盗撮を、何回やったかは覚えていない。少なくとも100回以上やった。盗撮のスリルを楽しんでいた」などと、教委の聞き取りで話した。
なお、教諭は自ら警察に出頭。
現在、大阪府警による在宅捜査が続いている。
「ぶち殺したくなる」
さらに、府立高校の教諭(64)は、今年5月末、体育の授業中に女子生徒2人に対して「ぶち殺したくなる」などの暴言を繰り返した。
教諭は、女子生徒に走って移動するように伝えたが、ゆっくりと移動していたことに腹を立てたという。
この教諭は、今年3月の授業中にも、生徒に対して突然怒り出したため、校長が厳重注意。
今回が2回目ということもあり、減給3か月の懲戒処分となった。