8日(火)、東京恵比寿のガーデンルームにて、約250名のメディア関係者が出席し、『Rain Tree』の記者会見が行われた。
最終選考まで残ったメンバーたち
『Rain Tree』は、昨年行われた秋元康総合プロデュースの「IDOL3.0 PROJECTオーディション」にて、約1万人の応募者の中から最終選考まで残ったメンバーたち。
しかし、“WHITE SCORPION”としてデビューすることが叶わなかったため、17名はこの1年間“FINALIST”という名の下で、デビューすることを目標に活動してきた。
文字を見たとき震えた
努力の甲斐もあり、2025年1月にキングレコードより、メジャーデビューとなる1stデジタルシングルの発売が決定。
デビューが決まったことを受けてメンバーのコトリは、「まさか、こんなサプライズをしていただけるとは思っていなかったので、いや、正直期待していたんですけど(泣笑)、素直に嬉しいです。頑張りたいと思います」と話した。
サナは「今日は、今までのドキュメンタリーで私たちの努力している姿の映像が急に流れ出して、「2025年1月」という文字を見たときに震えました。これから、より一層の努力を重ねていきたいと思います」とコメント。
「この世の中に元気や勇気を…」
“Rain Tree”はシングル・アルバムといった作品をリリースするごとに、メイン楽曲のメンバーを選考するセレクションを実施することが決定しており、常に進化・変化・成長するグループを目指すこととなる。
メンバーのマリオは「セレクションということを聞いて、デビュー曲は全員で歌えると信じていたので、少し悲しい気持ちもあるんですけど、『Rain Tree』ということで、涙の数だけより一層強くなるグループだと思います」。
また、「みんなでたくさん流した涙の分、たくさん強くなって、大きくなって、この世の中に元気や勇気を与えられる、みんなに応援してもらえるようなグループを目指して行けたらいいなと思います」と語った。
悔しい涙を流す日々は終わり
さらに、リンリン「17人で歌えないという事は少し悲しい気持ちもありますが、17人みんな仲間で、ここまで1年間一緒にやってきた絆があるので、高め合って尊敬しあっていいグループ『Rain Tree』になればいいなと思います」と自らを鼓舞するかのような、真剣な面持ちで決意のコメント。
WHITE SCORPIONのデビュー後の活躍を横目に、悔しい涙を流す日々に終わりを告げて、新しいガールズグループとして、独自の道へと一歩踏み出す彼女たちの未来に注目だ。
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