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推し活の公開カレンダー!?これからのカレンダーサービスの可能性とは?「TimeTree」10周年メディア説明会


全世界で5,500万人以上のユーザーを有するカレンダーアプリを提供する株式会社TimeTreeは、設立10周年を記念したメディア説明会を25日に開催した。説明会では、10年間の歩みを振り返るとともに、新たに策定されたミッション・ビジョン・バリューを基盤とする今後のカレンダーサービスの展望について発表が行われた。TimeTreeの代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)である深川泰斗氏が登壇し、これまでの事業内容や同社の歴史について紹介した。

TimeTreeの歴史

TimeTreeとは、共有とコミュニケーションを前提につくられたカレンダーシェアアプリ。カップルや家族など間で予定を共有するために多く利用されており、共有カレンダーのほかに公開カレンダーというカレンダー形式でだれでも気軽にイベント情報などを発信できるプラットフォームでもある。

TimeTreeは現在、約1ヶ月で100万人のユーザーが増加しており、そのうち半数は海外ユーザーであるという。深川氏は、実際にどのようなシーンや用途でTimeTreeが利用されているかを紹介しながら、「覚えてもらえる、動いてもらえる顧客のコミュニケーション」「カレンダーの新たな展開領域として推し活」「予定データを活用した生活者インサイトの発掘とその還元」など、今後のカレンダービジネスの可能性についても言及した。

「誘おう」に込めた想い

続いて、代表取締役兼最高戦略責任者(CSO)の朴且鎮氏が登壇し、次のように述べた。

「新しい時代には新しいツールが必要。新しいツールが新しい時代を切り開くという基本的な考えを持っている。電話に始まり、メッセージ全盛の時代を経て、これからはスケジューリングの時代がくると考えています。」

さらに、ユーザーの利便性を重視し、共有カレンダーや公開カレンダーに生成AIやグローバル要素を取り入れることで、家族や恋人間の予定共有、コミュニティでの予定共有、そして推し活の公開カレンダーといった機能を一層活性化させ、世界中でユーザーを増やしていくという今後の展望も語った。

最後に、深川氏が再び登壇し、TimeTreeの新たなミッション・ビジョン・バリューの発表を行った。ミッションである「誘おうをつくる」や、ビジョンである「あの人と共に生きる未来へ誘おう」について解説。「誘おう」をキーワードに据えている理由について深川氏は「TimeTreeが誰のために、誰を応援し、誰の背中を押すべきかを考えたとき、予定やイベントに誘う人こそが我々が応援すべき人であるとの結論に至った」と熱弁した。

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