文藝春秋から刊行中の、伊与原新さんの『宙(そら)わたる教室』のドラマ化が決定した。
NHK「ドラマ10」にて、2024年10月8日(火)から全10回で放送予定。
主演 窪田正孝コメント
夜の定時制高校を舞台に、様々な事情や悩みを抱えた生徒たちと向き合う理科教師、藤竹を演じます。
定時制や科学のこと、正直知らないことばかりで原作を読んでいて驚きの連続でした。
科学の面白さ、生徒たちの変化がいかにして宙へと繋がっていくのか、楽しみにしてもらえたらと思います。
ドラマ・ストーリー
東京・新宿にある定時制高校。
そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。負のスパイラルから抜け出せない不良の柳田岳人(21才)。
授業についていくことを諦めかけた、フィリピン人の母と日本人の父を持つ越川アンジェラ(43才)。
起立性調節障害を抱え、保健室登校を続ける名取佳純(16才)。
青年時代、高校に通えず働くしかなかった長嶺省造(76才)。
年齢もバックグラウンドもバラバラな彼らの元に、謎めいた理科教師の藤竹が赴任してくる。
藤竹の導きにより、彼らは教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すが、自身が抱える障害、家庭内の問題、断ち切れない人間関係など様々な困難が立ちはだかり・・・。