静岡県教育委員会は23日、女性教諭の身体を触り、ホテルに誘った県立高校教頭(51)などへの懲戒処分を公表した。
「気が大きくなってしまった」
県教委によると、教頭は4月5日に開催された学校の歓迎会に出席。
その際、隣に座った女性教諭の身体を触り、さらに自身が宿泊しているホテルに誘った。
女性教諭が校長に相談したことで、セクハラ事案が発覚。
教頭は教委の聞き取りに、「酔って気が大きくなってしまった」と話したという。
教頭は、23日付けで停職2か月。
酒気帯び引率
また、中学校教諭(45)は、昨年10月11日~13日、当時勤務していた藤枝市立高洲中学校の京都への修学旅行に、生徒を引率するために参加した。
その際、学年主任という立場にも関わらず、昼食時に2日連続でビールを飲酒。
その後、酒気帯び状態で生徒の引率業務を続けた。
この教諭は、職務専念義務違反として、減給1か月に。
また、同じくビールを飲酒し、生徒を引率した藤枝市立高洲中学校の男性教諭(27)も、戒告の懲戒処分となった。
怒りの声も…
ネット上では「セクハラ教頭は、懲戒免職にしないとまた繰り返すよ」、「昼間から生徒の前で飲酒とか、アル中かな?」。
さらに、「とにかく処分が軽すぎなんだよ!」といった怒りの声もあがっている。