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組み体操練習中に児童15人が地面でやけど 本番は軍手に靴下 校長は取材に「運動会は10月下旬の開催にしないともう無理」


三重県の大台町の小学校で、9月下旬に、運動会で実施する組み体操の練習をしていたところ、児童15人が地面でやけどをしていたことが、学校への取材でわかった。

気温は31.2℃

三重県大台町の三瀬谷小学校によると、9月28日午前11時半ごろ、校庭で運動会の種目である組み体操の練習をしていた。

すると、5年生と6年生の児童15人が「足が熱い」などと訴えたという。

そのため、担任は10分ほどで練習を切り上げた。

この日の気温は、31.2℃。

水道の足場に水を張り、児童が足を冷やせる準備もしていた。

3人に水ぶくれの症状

校長は、トレンドニュースキャスターの取材に「15人中3人に水ぶくれの症状があったため、養護教諭が症状を確認したあと、保護者に迎えに来てもらった」と話す。

ほかの児童は、軽いやけどだったという。

学校はその日のうちに、一斉メールを配信し、事情を説明。

その後、学校・学級だよりでも、保護者に謝罪した。

苦渋の決断

校長は、「日頃から暑さ指数を測り、熱中症には十分に注意していた。そのため、この日までは体育館で練習を実施していた」と話す。

「ただ、運動会が2日後に迫っており、保護者もたくさんやってくる運動会当日に、校庭でぶっつけ本番という訳にも行かず、短時間の練習を行った」と、苦渋の決断だった胸の内を明かした。

当日は軍手に靴下

運動会当日は、軍手や靴下、さらに靴を履き、児童が上に乗る部分を変更した上で、組み体操を実施したという。

なお、この学校で、軍手や靴下を履いて組み体操を実施したのは、今年が初めて。

校長は「もう9月下旬での運動会実施は、無理。来年は10月下旬に実施しようと思っている。この時期は修学旅行と日程が重なるが、なんとかやり繰りするしかない」と述べた。

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