2023年5月に、ノサカラボ「ホロー荘の殺人」の上演が決定した。
原作は、「ミステリーの女王」と呼ばれているアガサ・クリスティーが、1946年に発表した長編小説。
1951年にはアガサ・クリスティー自身が執筆して戯曲化され、他にも映画やTV作品として映像化されるなど、高い人気を誇る作品の一つだ。
元宝塚歌劇団スターが登場
今回、アガサ・クリスティーの脚本を、小田島雄志・小田島恒志が翻訳、そして「ノサカラボ」の代表である野坂実による演出で上演。
キャストには、元宝塚歌劇団宙組トップスターで、退団後もストレートプレイからグランドミュージカルまで数多くの舞台で活躍する凰稀かなめが、ヘンリエッタ・アンカテル役を務める。
また、元宝塚歌劇団星組トップスターで、コメディエンヌとしても高い評価を集めつつ退団後も舞台、映像と活躍の場を広げ続けている紅ゆずるが、ガーダ・クリストゥ役で出演する。
ジャニーズや元NMB48も
さらに、ジャニーズ事務所所属で舞台を中心に活動し、歌唱力にも定評のある林翔太や、SKE48とNMB48の元メンバーで、現在では舞台で殺陣や歌に挑戦したり、映画やドラマにも出演中の高柳明音。
「マレーネ」で『紀伊國屋演劇賞個人賞』を受賞した旺なつき、綾凰華、佐々木梅治(劇団民藝)、細見大輔、松村優。
映像の世界のみならず、近年では舞台出演も数多い河相我聞、その声を聞けば誰もが笑顔になれるような人気キャラクターの声優から役者、演出家としても活躍する中尾隆聖が脇を固める。
そして今回は声のみの出演で、人気声優の長沢美樹も出演する。
凰稀かなめコメント
今回、上演決定にあたり、ヘンリエッタ・アンカテル役の凰稀かなめからコメントが到着した。
ヘンリエッタ・アンカテル役 凰稀かなめコメント(全文)
この度初めてノサカラボさんの作品に出演させて頂きます。
そして、世界的に有名なアガサ・クリスティ原作のサスペンスのお芝居も初となります。
全てが初めてで今からドキドキワクワクしておりますが、宝塚歌劇団の同組でもあった、紅ゆずるさんとの共演も約12年振りとなり、しかもお互い女性としてのお芝居は初めてなので、この並びを沢山の方に劇場にて観ていただきたく思っております。
アガサ・クリスティーの世界観を残しつつ、野坂実ならではの演出、実力派のキャスト陣によって新たに生まれ変わります。
どうぞご期待ください。
◆公演日程
東京:2023年5月3日(水・祝)~8日(月)
3日(水・祝)17:00
4日(木・祝)12:00/17:00
5日(金・祝)12:00/17:00
6日(土)12:00/17:00
7日(日)12:00/17:00
8日(月)13:00
◆会場
東京:三越劇場(〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1日本橋三越本店本館6階)
◆チケット
前売・当日:9,800円 (全席指定・税込)
一般発売:4月8日(土)午前10:00