(写真提供:うさぎ写真家utaさん)
広島県竹原市に位置する、大久野島。通称、うさぎ島と呼ばれている島には、約500羽のうさぎが住んでいる。
うさぎ写真家utaさん(@utajima)の撮影を、邪魔をする1羽のうさぎ。その姿が、Twitter上で話題となっている。
力強く生きるうさぎたち
(写真提供:うさぎ写真家utaさん)
大久野島のうさぎは、自然の中でのびのびと暮らしている。これは、誰かが管理することで、成り立っているのだろうか。
utaさんは、トレンドニュースキャスターの取材に対して、「誰かの管理のもとで暮らすのではなく、自然の中で暮らしています。今、環境省としては 『野良』として位置付けようとしています」と話した。
大久野島のうさぎは、難しい立場であり、完全な野生とは異なるそうだ。
うさぎ専門の写真家
(動画提供:うさぎ写真家utaさん)
撮影に集中しているutaさんの邪魔をするうさぎの姿は、投稿後、多くの反響があり、4万いいね超え。再生回数は、80万回を超えている。
Twitter上では、「こういう邪魔なら、むしろ癒されてしまう」、「ずっと邪魔してほしい」などと、コメントが寄せられた。
utaさんは、2000年から、うさぎを撮り続けている。
「うさぎさん専門の写真屋さんになったことで、大久野島のうさぎさんや、全国でおうちの子として暮らす、うさぎさんの写真を、たくさん撮影させていただくことができています。」と言う。
「とてもありがたいことだと思います」と、感謝の気持ちも語ってくれた。
うさぎの魅力
(写真提供:うさぎ写真家utaさん)
雨の日があれば、風の日もある。暑い日があれば、寒い日もあるのが自然だ。
そんななかでも、大久野島のうさぎたちは、力強く生きている。
最後にutaさんは、「大久野島のうさぎさんは、自然の中で生き抜くという過酷な環境下でも、自分たちの置かれた状況に文句を言わず、ただ全力で生きようとしています。その姿に心を打たれます。」と語った。
(取材・文 松浦悠汰)