早くも待望される「ポスト・BABYMETAL」
1981年に創刊された老舗ロック専門誌『KERRANG!』。KERRANG! AWARDSは1993年創設と歴史的にはそれほど長くはないが、特にハードロック/ヘヴィメタルジャンルにおいて、イギリスで最も有名な賞のひとつとも言える。昨年6月、日本人アーティストとしてはじめて同賞の受賞者に名を連ねたBABYMETAL。彼女たちが受賞した「THE SPIRIT OF INDEPENDENCE AWARD」は、独立心あふれる音楽活動を見せた者に贈られるもので、「アイドルとメタルの融合」によって新たなエンターテインメントを創造したBABYMETALには、うってつけの賞だった。
ベビメタのような独創性のある活動には、とかく「企画色」ばかりに注目が集まり、「一過性の人気」と見られることも少なくない。事実、ベビメタにも「ただの茶番」「すぐに消える」といった意地の悪い声もあった。
しかし、どうだ。BABYMETALの名は、今年のKERRANG! AWARDSの候補者にもリストアップされた。しかも今回は、昨年よりもさらに重要な「最優秀ライブバンド部門」でのノミネート。消えるどころか、格が上がっている。現在、オフィシャルサイト<kerrang.com>でオンライン投票を受付中だ。日本を含めた世界各国のベビメタファンの後押しがあれば、栄えある賞の受賞も夢ではない。
2014年2月、国外向けにデジタル配信された1stアルバム『BABYMETAL』が、7か国のiTunes Storeロックアルバム・チャートでベスト10入り。全米ビルボード総合チャート「The Billboard200」にも187位でランクインし、日本人アーティストの最年少記録を更新。その年の7月には、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、カナダ、日本を巡る本格的なワールドツアーをスタート。3月の日本武道館2DAYSでは、平均年齢14.7歳で武道館単独公演の女性最年少記録も更新した。
その後も、イギリスのフェス「Sonisphere Festival UK」でのメインステージ出演、イギリスのメタル誌『METAL HAMMER』のオンライン投票企画「HEAVY METAL WORLD CUP」で優勝、レディー・ガガの北米ツアーにオープニングツアーとして帯同などで、知名度と人気を上げていった。翌年も欧米各国のフェスに出演、METAL HAMMER誌の「METAL HAMMER GOLDEN AWARDS 2015」で「BREAKTHROUGH AWARD」を受賞、イギリスで開催された「Reading and Leeds Festivals」のメインステージに史上最年少出演と、次々に記録や偉業を成し遂げていった。
そして今年、世界同時発売の2ndアルバム『METAL RESISTANCE』が全英総合アルバムチャートで15位を記録し、日本人の最高位を41年ぶりに更新。オーストラリアの総合アルバムチャートでは7位で日本人初のチャートイン、全米チャートでも日本人としては坂本九以来、53年ぶりのトップ40入りを果たした。3度目のワールドツアーの初日として行われた、イギリス・ウェンブリーアリーナ(現・SSEアリーナウェンブリー)での日本人初の単独公演も、約1万2000人を動員する大成功。ちなみに、同会場におけるグッズ販売の売上記録も更新した。
ここまで来れば、ベビメタの世界的な人気を「一過性の企画物」と揶揄する者はいないだろう。これから注目すべきは、「ポストBABYMETAL」だ。ベビメタに続き、世界的な人気を得るジャパニーズアイドルが誕生するかどうか。
日本のアイドルの海外進出といえば、AKB48グループも積極的に行ってきた。2011年にインドネシアのジャカルタで「JKT48」、2012年には上海で「SHN48」が誕生。さらに今年中に、台北で「TPE48」、フィリピンのマニラで「MNL48」、タイのバンコクで「BNK48」が始動する予定だ。BABYMETALが海外活動のメインを欧米に置いているのに対し、48グループでは、現状、東南アジアを主なターゲットにしている。日本独自の「カワイイ」と欧米文化の「ヘヴィメタル」を融合させたベビメタと、秋葉原カルチャーのフォーマットそのまま海外へと輸出する48グループの違いが、そのまま活動エリアの違いとなっている。
海外進出プロジェクトのスタート時、総合プロデューサーの秋元康氏は、「パリ48」「ニューヨーク48」「モスクワ48」といった欧米展開も視野に入れていると語っていたが、その際のコンセプトも東南アジア諸国と同様になるのか、非常に気になるところだ。
老舗ハロー!プロジェクトの各グループでも、欧米やアジア各国でのコンサートやイベント参加を行ってきているがいずれも単発的なもので、ベビメタや48グループのような「本格的な世界進出」とまでは行っていない。
今、アイドルが海を超えた活動に力を入れるのはなぜか? AKB48のブレイクを中心とするアイドルブームを経て、日本のアイドル市場は爆発的に拡大した。しかし、潜在的なユーザーの掘り起こしはすでに完了し、国内での大きな発展は難しいとも見られている。さらなる拡大を目指すなら、世界に目を向けるのは当然の流れかもしれない。
2002年から翌年にかけ、北米ツアーやCDリリースなどの海外進出を果たしたPUFFY。もちろん、2人は「アイドル」ではないが、アメリカで人気アニメとなった『Hi Hi Puffy AmiYumi』も含め、アイドル的な「kawaii」が大きな魅力となったのは間違いない。日本独自の概念「カワイイ」をどのようにアレンジし、どのようなパフォーマンスを見せるか。その辺りが、「ポストBABYMETAL」を誕生させる上での重要なキーになるだろう。
【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第27回】
【記事提供:リアルライブ】
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