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後編の数字が非常に注目される映画『進撃の巨人』



 5000万部を超える人気コミックを2部作で実写映画化した後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」(樋口真嗣監督)が19日、公開初日を迎え、主演の三浦春馬、水原希子、長谷川博己、石原さとみらが舞台あいさつした様子を各メディアが報じた。

 報道をまとめると、8月1日に公開された前編は興行収入31億円を突破。三浦はPRのため260媒体の取材を受け、この日を含めて58回の舞台あいさつなど、総移動距離3万2000キロのキャンペーンをこなしたとあり、「本日をもってキャンペーンが幕を閉じるので、すごく寂しい気持ちでいっぱいです」と感慨深げにあいさつ。「筆頭に立って引っ張ってくれたのが樋口監督。監督にもう一度大きな拍手を送ってください」と称え、樋口監督を号泣させキャンペーンを締めくくったというのだが…。

 「同作はこれまで長崎・軍艦島、米・ロサンゼルス、香港で大規模なイベントを行い巨額の経費を投入。前編の初日には興収は50億円を見込んでいた。ところが、公開されると思わぬ苦戦を強いられてしまった」(映画業界関係者)

 振り返れば、前編公開直前、運営する映画評論サイトで辛口の評価を書いて低い点数を付けた映画評論家に対し、樋口監督が自身のTwitteで“暴言”を書き込んで謝罪し大炎上。公開後にはネット上では賛否両論が巻き起こった。

 「原作者が『原作と違う映画をつくってほしい』と依頼し、樋口監督はそれに従った。にもかかわらず、原作ファンを中心に映画に対する批判が殺到。キャストの中では、ミカサを演じた水原希子が“集中砲火”を浴びてしまった。これだけの逆境の中、果たして後編がどこまで数字を伸ばせるか注目される」(映画ライター)

 後編公開後のネット上での評価も大いに気になるところだ。

【記事提供:リアルライブ】
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