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『進撃の巨人』が快進撃で『HERO』から首位を奪取した今週の映画ランキング



 8月1日、2日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、諫山創氏原作の大ヒットコミックを、三浦春馬主演で実写映画化した2部作の前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」が初登場首位を獲得した。

 「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は427スクリーンで公開され、土日2日間で46万6953人を動員し、6億346万6200円の興業収入をあげ初登場首位を獲得した。史上初となる4つの体感型スクリーンサイト(IMAX、4DX、MX4D、D-BOX)での興行も好調だという。

 「『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が興収の目安にしているのが、昨年公開されたハリウッド版の『GODZILLA』。『GODZILLA』は金曜公開で、初週の週末3日間で45万9860人を動員し、6億8348万3500円の興収を記録。『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の公開初日は『映画の日』で入場料が安く、その代わり体感型は単価が高い。その点で比較すると、興収32億円を記録した『GODZILLA』を大きく上回ることは確実」(映画ライター)

 2位は「怪盗グルー」シリーズに登場する人気キャラクター、ミニオンたちが主役のスピンオフアニメーション「ミニオンズ」。619スクリーンとかなり大規模な公開で、土日2日間で44万9055人を動員し、5億4598万9900円の興収をあげた。

 先週トップだった、キムタク主演の「HERO」は3位に後退。土日2日間で26万179人を動員し、3億1601万300円の興収をあげたのだが…。

 「興収81.5億円をあげた07年公開の前作にははるかに及ばないことが確定。そのため、『興収についてあまり表に出さないように』とキムタクサイドからお達しがあったようだ。最終興収は前作の半分に届くかどうかといったところ」(映画業界関係者)

 4位は「バケモノの子」、5位は「インサイド・ヘッド」でいずれも土日2日間で2億円以上の興収をキープしている。

 激戦となった夏休みの興行戦争だが、5日に「ジュラシック・ワールド」、7日に「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」と超大作が相次いで公開。果たして、来週も「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は2作を振り切って“進撃”できるのか?

【記事提供:リアルライブ】
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