
陸上元オリンピック(五輪)代表選手でスポーツコメンテーターの為末大氏(47)が27日までにX(旧ツイッター)を更新。SNS上で起こる“炎上”騒ぎをめぐり、ユーザーに注意をうながした。
7月の参院選期間中には、外国勢力の情報工作による選挙介入疑惑が取り沙汰(ざた)され、複数の大手アカウントが一斉に凍結されたことも話題となった。為末氏は「みなさん、何かが炎上している時はその元となるアカウントは本当に人間がやっているものなのか、日本国内の日本人がやっているものなのか、チェックが必要ですよ」と呼びかけ、「議論が分かれそうな話題に絞り、両サイドの極論を煽って分断を広げるという手法がすでに国内でも観測されているようです。以前は少し文法が怪しかったりしたのですが、AIで翻訳の精度が上がったのでほとんど見分けがつかないようですね」と言及した。
自身は「一気に複数の匿名アカウントが話題に飛びついた時は、警戒するようにしています」と説明。「私が安全保障上SNSは実名にせざるを得ないと考える理由です」とし、この件で参考にした図書も紹介した。