starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

鳥嶋和彦氏「サウジに作るから文句言ってるんじゃない」ドラゴンボールテーマパークに言及


鳥嶋和彦氏(2018年撮影)

「週刊少年ジャンプ」の元カリスマ編集者、鳥嶋和彦氏が23日深夜放送のJ-WAVE「TOKYOM.A.A.D SPIN」に出演。サウジアラビアに建設予定の人気アニメ「ドラゴンボール」のテーマパークについて私見を述べた。

鳥嶋氏は「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」などの作品で世界的な人気を誇った漫画家の鳥山明さんをデビューに導いたことで知られる。このほど「週刊少年ジャンプ」「『ドラゴンボールのテーマパークは作るべきじゃない』伝説のジャンプ編集長がサウジの計画に大反対するワケ」の見出しが付けられたインタビュー記事が公開されていた。

鳥嶋氏は「これを多少反響あるからって、ヤフーニュースになり、これが一気に表になって、検索の10位にきて。僕それでびっくりして、僕が吠えて、大反対して、中近東の施設だ、サウジアラビアの施設だって、ここばっかり。僕の記事の中の発言はみんな見てない。これは非常に不本意で」と思いを語った。

鳥嶋氏は「時系列をさかのぼって言わせてもらえば、去年の3月22日に、東映アニメとドラゴンボールの公式ページで、サウジアラビアにドラゴンボールのテーマパーク作るって発表がなされているんですね。鳥山さんが亡くなった月に。当然鳥山さんのメッセージもなく。さっき見比べたら東映アニメからもドラゴンボール公式からも出てくるコメント、写真素材も一緒。代理店的なプレスリリース的な作りで、やりますってだけのことで、読者へのメッセージもなければ、出版社元としての意見、読者への呼びかけもなく。東映アニメもアニメを作ってきた版権窓口であることの責任とか考え方もなく、発表されて。今にいたるまで両者からなんの説明もない。多分、こういう状況にモヤモヤはしていたと思うんですよね。僕も含めて。だからサウジアラビアに作ることどうこうって質問をライターが、そういうことも含めてしてきたかなと」と現状を語った。

鳥嶋氏は「さっき言ったように、ドラゴンボールっていうのは、日本の子どもたちが、その後は海外の子どもたちが支持してくれたから、半分作ってくれたから今の存在のがあってここがある。で、僕は毎回鳥山さんと話してきて、絵コンテをチェックして、読者の反響を見ながらやってきたからよくわかる。これがあっての今に至るドラゴンボール。この子たちの気持ち、この子たちが支持してくれているありがたさ、この子たちにどう応えるかって版権窓口の考え方、これがどこにもない。サウジアラビアに作るから文句言ってるんじゃないんだよね。日本の子どもたちは遊びに行けるの? インタビューの中でも答えていますけど、日本の子どもたちとサウジをつなぐような何かがあるなら考える余地がある」と、サウジアラビアに施設を造ること自体に反対しているではないことを明かした。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.