starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

TUBEが36回目ハマスタで地球温暖化実感?「36年前のこの時間は寒かった」


ハマスタLIVEのエンディングに肉声で感謝の言葉を述べるTUBE。左から角野秀行、前田亘輝、松本玲二、春畑道哉(撮影・中島郁夫)

デビュー40周年を迎えたTUBEが23日、横浜スタジアムで、夏恒例の野外ライブ「TUBE 40th. Anniversary Live『TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2025 TUBE × 40SUMMERS』」を開催した。36回目となる“ホームグラウンド”のハマスタで、3万4000人と熱いひとときを過ごした。

会場のある横浜市の最高気温は約36度まで上昇。熱気あふれる会場は、開演前からファンの「TUBE」コールに包まれた。前田亘輝(60)が左腕を夕暮れの空に掲げ、代表曲「シーズン・イン・ザ・サン」で幕開け。続く「浪漫の夏」ではトロッコで客席周辺を回り、冒頭から会場のボルテージを急上昇させた。

1985年にデビューし今年で40周年。前田は「ようこそ! 40周年ですよ!」と笑顔で、春畑道哉(58)も「40周年、本当にありがとうございます!」と感謝。さらに前田は「前田調べによると、バンドっていう形で40年間休まないで続けている人たちはいないと。幸いうちは4人とも丈夫で長持ち。脱退とかも(ない)ね」と呼びかけ、大歓声を浴びた。

同所での公演は88年に初開催。通算36回目となり、同所最多公演記録を今年も更新した。日が落ちるにつれて気温は30度前後まで下がったが「36年間ここで8月を迎えてるけど、36年前の今日のこの時間には寒くて上着を着てました。浜風も吹いていて。でも地球温暖化で、今日なんかやばかったですよね。過去最高のリハの暑さ」と苦笑い。「これから日本は夏と冬しかないということにして、11月までは夏にしてくれたら」と笑いを誘った。

前田と角野秀行(60)は今年で還暦を迎えた。開演前の取材では「今回のテーマは無事に帰還すること」と口をそろえていたが、始まればパワフルかつ繊細な歌声とサウンドで魅了。ライブ全体で水を約100トン使用しており、おなじみの噴水演出も今年はより迫力満点。「最後のLove Song」では前田自身もびしょぬれになりながら歌い上げ、“夏男”の勇姿に客席からは大歓声があがった。

アンコールの「あー夏休み」で会場のボルテージは最高潮に。ここまでフルパワーで歌い上げた前田は「本当に36回、このステージに立てたことは奇跡と言っていいでしょう」としみじみ。「ここ数年大した活動もしてなかったし」と笑いを誘いつつ「今年は何でか、(同公演チケットが)ソールドアウトする時間が早かった」と明かした。

さらに、客席を真っすぐ見つめながら「40周年、こんなしょうもないバンドを支えてくれてありがとう。いつまでもみんなと一緒に居たいけど、そう遠くない未来に『ここまで』ってときがくるんだと思います。その日までは精いっぱい音楽を続けられたらと思います」と伝え、大きな拍手を浴びた。

「皆さんに感謝の思いを込めて」とし「a song for love」で締めくくり。最後は花道の先頭に4人で並び、マイクを通さず「ありがとうー!」と感謝を届けた。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.