
アーティストこっちのけんと(29)が日本テレビ系特番「24時間テレビ48」(30~31日)の大阪・読売テレビの関西ローカルパートに出演する。同局が22日、発表した。
こっちのけんとは、同局の黒木千晶アナウンサーとの対談で、自身の「心の病」について語る。
代表曲の「はいよろこんで」がSNSの総再生回数200億回を超える大ヒットを記録。昨年の日本レコード大賞では最優秀新人賞を獲得したが、その目覚ましい活躍のウラで「双極性障がい」という他人からは見えない“生きづらさ”に苦悩し、日々闘っている。
大学卒業後に入社した企業でのプレッシャーにより、メンタルのバランスが保てず倒れてしまい、医師から「双極性障がい」と診断された。一時は「死にたい」と考えるほど落ち込んでいたが、音楽の道を見つけたことが人生の契機になる。音楽活動をしながら、どのように生きづらさと向き合っているのか。そして、彼が今生きづらさを抱える人に伝えたい想いとは?
さらに、「双極性障がい」で苦しんだ経験を元に完成させた楽曲「死ぬな!」を生披露する。
こっちのけんとは対談後、「何かで僕もいろいろな方のお力になりたいとずっと思っていたので、24時間テレビに出演できるのがとてもうれしいです。今回のインタビューでは、しゃべりすぎなくらいしゃべった気がします。本当に僕もそうですし、皆さんもそうだと思うんですけれども、やっぱり生きていて難しいことはいっぱいあると思うんですが、難しいなりに逃げながらも戦っていけたらなと思っていて、今回の対談ではそういうところもお話ししているので、皆さんにもぜひ見てほしいなと思います」
「死ぬな!」を生披露することについて「僕にとってはめっちゃうれしいです。本当に今まで頑張ってきてよかったなというご褒美の1個です。対談で想いを伝えた上で、この曲を全力で歌うというのが僕にとってもすごく感情的になるので、リリースしている音源とはまた違った“熱い歌い方”になる気がしているので、そこら辺を楽しみに聴いていただけたらと思います」とアピールした。
こっちのけんとが自身の「心の病」について語るVTRとスタジオ生歌唱は31日午前11時24分ごろから放送予定。