
世界最大のミスコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン2025」のファイナリスト発表会見が22日、東京・歌舞伎座タワーで開催され、ファイナリスト34人(欠席2人)が出席した。
岡山県出身で環太平洋大在学中の田中利奈さん(22)は、23年に第13回全世界空手道選手権大会の型部門で優勝。「ただ強くなるだけじゃなく、礼儀や思いやり、困難に立ち向かう心を学んだ。空手は強さとやさしさの両方を教えてくれました」と振り返り、「ミス・ワールドの私と空手をしている時の私、世界チャンピオンになった私のギャップが魅力です」と笑顔で語った。
続けて「挑戦するすべての人の力になれるように精いっぱい努めてまいります」と意気込んだ。
「ミス・ワールド」は1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われ、世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長く、参加国数も131カ国と最大規模を誇る大会。「目的のある美」をスローガンに掲げ、美に集まる力を社会貢献に生かすことを使命としている。水着審査を世界に先駆けて廃止し、多様な個性を尊重し、社会にポジティブな影響力を持つ人材を輩出するグローバルプラットフォームとなっている。