
歌手吉川晃司が60歳の誕生日を迎えた18日、東京国際フォーラムAでバースデーライブを行った。
84年のデビュー曲「モニカ」で幕開け。19歳から歌っているなじみの曲を60歳になっての初熱唱。代名詞ともなっている“巻き舌唱法”も健在で、満員の約5000人から大きな歓声と拍手が響き渡った。
最初のあいさつで「60回目のバースデーライブへようこそ。ごきげんよう。急に思いついてやったので、(席が取れないと)おしかりをいただき、配信もやることになりました」。
ゲストの大黒摩季(55)とは「HEART∞BRAKER」を歌唱し、ギターも演奏。大黒の代表曲「ら・ら・ら」ではコーラスで参加した。ほかにも後藤次利、うじきつよし、大沢誉志幸、山下久美子ら豪華なメンバーが参加した。
最後には「ともかく全部、全力でやろうということだけですね。来年はソロのツアーに出ようと思っています。楽曲も作ります。みなさんも元気でね。また笑顔の再会を」とファンに呼びかけた。
現在、同い年で同じ広島出身の奥田民生とのユニット「Ooochie Koochie」で全国ツアーを展開中。ソロとユニットの“二刀流”でロックシーンを40年以上もけん引し、俳優としても圧倒的な存在感を放つ吉川。還暦の節目を迎えてますます輝きを放っていた。