
「名探偵コナン」「まじっく快斗」などで知られる人気漫画家の青山剛昌氏が18日、東京・浅草寺で「真・侍伝 YAIBA」絵馬奉納セレモニーに登場した。
88年から93年まで「週刊少年サンデー」で連載していた「YAIBA」がアニメ化され、「真・侍伝 YAIBA」(土曜午後5時30分)として日本テレビ系で放送中。8月18日の「YAIBA」の日に、アニメゆかりの地でもある浅草寺に、主人公・刃たちのイラストを書き入れた特大絵馬を奉納した。絵馬には境内伝法院庭園の樹齢200年の古木が使用された。
浅草寺に大絵馬が奉納されるのは大正以来、約100年ぶり。江戸中期以降の200点を超える絵馬が寺宝として現存しており「見せていただいたんですけど、勝海舟とかすごい方ばっかり。おれの絵でいいのかなと思ってたんですけど、後に奉納する人が、こんな絵でもいいんだと思ってくれればいいかなと。かなり特殊なんで、おれの絵だけ」。日本の文化である漫画・アニメの巨匠として、歴史的な絵師たちの絵馬と並ぶことになる。
イラストはマジックと墨で描いたという。YAIBAの連載は約30年前とあって「久しぶりに描いたら、ちょっと優しい顔になっちゃいましたね。コナン君に似てますよ。30年ぶりですかね。でも覚えてるんですよ。勝手に手が動いた」と振り返った。
お笑いコンビ、ジェラードンのアタック西本(38)かみちぃ(38)も出席した。