
元プロレスラーで「格闘王」と呼ばれる前田日明氏(66)が3日放送のテレビ東京系「有吉ぃぃeeeee! そうだ!今からお前んチでゲームしない?」にVTR出演。長州力への顔面襲撃事件について言及した。
1987年11月19日、新日本プロレス後楽園大会で前田が長州の顔面を背後から蹴って病院送りに。長州は眼底打撲で全治2週間だった。前田はその後、無期限出場停止となり第2次UWF立ち上げに向かっていく。
聞き手はタカアンドトシのトシ。「前田さんは『いくよ』って言ってやったという風に、長州さんは『やってねぇよ、そんなの』という風におっしゃってて」と聞かれ、前田氏は「動画残ってるんだよね」と当時を回想。
続けて「この頃、キックシューズって言って、特殊なラバーが入っている。そのラバーって、自分が立った状態で、ラバーを下にひいて、ポンと生卵を落としても割れない。そんなん入れて蹴って、『何が怖いんだよ、お前ら』」と語った。VTRを見ていた有吉弘行はすかさず「反省はしてないね」とツッコミを入れた。
その後、VTRに戻り、前田氏は全日本時代の「天龍源一郎VS輪島大士」戦について言及。「天龍・輪島戦なんて、輪島さんのおでことかほっぺたに靴ひもの跡が残るぐらい。あの時ね、天龍革命で。あれに負けない、すごい試合をしたいなと思ってやったら、1発でダメでしたね」としみじみ語った。
トシから「その瞬間、前田さんは『あっ! ちょっと長州さん 動くから! 本当はここに入れようと思ったのに』という焦りはなかったですか? 『うわ! 入ってもうた』みたいな」と聞かれ、前田氏は「ないです。『バ~カ』と思いましたね」と真相を明かした。そして「当時はね。今は反省してます」と続けた。
この日の企画は格闘技、プロレス好きのトシが7月17日に49歳の誕生日を迎え、前田氏をゲストに迎え、伝説のエピソードを取材した。
前田氏は現在、ユーチューバーとしても活動。「前田日明チャンネル」は登録者数は約31万人。