
俳優高橋克典(60)が12日、自身のブログを更新。7月30日に84歳で急逝した大手芸能事務所「ケイダッシュ」川村龍夫代表取締役会長への思いをつづった。
高橋は「30年お世話になった所属事務所の会長が、先月末に突然旅立たれました。つい先日まで変わらぬ笑顔でお元気だっただけに、その知らせに言葉を失いました」とつづり「大きな器と明るさ、そして強く前向きなエネルギーに満ちた方。昭和の芸能界を牽引し、混沌とした時代をお仲間と共に駆け抜けたお一人。剛気で熱い心を持った方でした」と記した。
さらに「このところは日頃お会いする機会はそう多くはありませんでしたが、いつもその時携わってる作品や、日々の様子を気にかけてくださり、『よおっ!』と必ず一言かけてくださる-そんな温かい会長でした。『克典は品がいいから、還暦を迎えてこれからもっと良くなるからよろしくな』とある記者の方に話してくださっていたと聞きました」と川村会長とのエピソードも明かした。
「その言葉が遺言のようになってしまいましたが、会長が愛したエンターテインメントの世界で、教えていただいた様々な事を忘れず、これからも、演技や自分にできる事を模索し、新たな時間をまた歩んでいきたいと思います。皆様、どうぞよろしくお願いいたします」と決意も言葉にした。