
元プロレスラーで「格闘王」と呼ばれる前田日明氏(66)が3日放送のテレビ東京系「有吉ぃぃeeeee! そうだ!今からお前んチでゲームしない?」にVTR出演。新日本プロレス時代に、アントニオ猪木さんへ浴びせて物議をかもした、左足でのハイキックについて言及した。
1986年2月6日、アントニオ猪木さんは藤原喜明にスリーパーホールドで勝利。その後、前田氏はリングに乱入して猪木さんに左足のハイキックを見舞っている。
「猪木さんのことで1個、驚いたことがあって、(猪木さんが)藤原(喜明)さんと試合をやった後に、乱入して猪木さんを蹴るっていうのがあったんですよね」とこの件について切り出した。
そして「ふと思ったのが、どうせ蹴るなら思い切り蹴って、ノックアウトしてやろうと思って。左ハイキックを間違いなく、もうドンピシャで当たる位置に立って。で、フェイントを入れて蹴ったんですよね」と語った。「その瞬間ね、猪木さんね、あご上げてジャンプしたんですよ。俺は完璧にあごに入れてたんですよね」と説明。猪木さんがインパクトの瞬間、あごを上げてダメージを軽減していたことを明かした。
この日の企画は格闘技、プロレス好きのトシが7月17日に49歳の誕生日を迎え、前田氏をゲストに迎え、伝説のエピソードを取材した。
前田氏は現在、ユーチューバーとしても活動。「前田日明チャンネル」は登録者数は約31万人。