
SUPER EIGHT安田章大(40)が12日、都内でスタジオジブリのアニメ作品「火垂るの墓」音声ガイド付き上映会に出席した。
安田はNetflixで15日から日本国内で初配信される「火垂るの墓」日本語音声ガイドに起用された。長年愛される不朽の名作。「それぞれが思う一生懸命に自分なりに生きるというのを、子どもの頃から見てきて記憶に残っている映画ですね」と作品の思い出を語った。
安田は過去に髄膜腫を患い、現在も光過敏の後遺症と向き合う。手術前と後で生活スタイルは変わり、音声ガイド機能は身近な物になったという。「家の中でテレビで見るにしても部屋の電気を暗くして光の刺激を少なくしています。耳からもらった情報で体に落とし込んでいくというのが、手術をしてから特に変わりました」と明かした。
安田は今回で初めて音声ガイドに挑戦。「ストーリーテラーになる時もあれば、キャラクターの位置に入って説明したり、2Dが3Dになっていくのを体験しました」と機能が持つ力を体感。「感じた感情の揺れを大切に読ませていただきました。ストーリーとともに、ぼくの感情の揺れも感じながら3D体験をしてもらえたらなと思います」と呼びかけた。