
漫画家の倉田真由美氏(53)が2日、X(旧ツイッター)を更新。3日に公示される参院選(20日投開票)に出馬する無所属の候補者をめぐり、懸念を示した。
先月22日に投開票された東京都議選では、過去最低の21議席と歴史的大敗を喫した自民党が、都議会自民党で発覚した裏金事件の影響で非公認で立候補し当選した3人を追加公認したことをめぐり、X上で「追加公認」「ステルス無所属」などの関連ワードがトレンド入りするなど物議をかもした。
倉田氏は「参院選では無所属で立候補して当選直後に公認される『隠れ◯◯党』の人、いませんように」と書き出し、「投票した人に対する裏切りだし詐欺みたいなものだから」と指摘。「裏での取り決め全部有権者に見えるわけないんだから、『よく調べない有権者が悪い』じゃないですよ。『当選したら◯◯党に入ることになっています』と表明しないと」とくぎをさした。
続く投稿では「私たち有権者にとって、『この党だけは絶対に嫌』という『消去法』はかなり重要な投票動機の一つ」とし、「無所属で出るならば、無所属であることに誇りを持てる出方をして欲しい。少ないながら、地方議員を含めればそういう人もちゃんといる」と思いをつづった。