
地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏(42)が23日更新のYouTubeチャンネル「リハック」の生配信に登場。吃音(きつおん)症を抱える候補者に対し、チャット欄で誹謗(ひぼう)中傷を送ってきたユーザーに対し、怒りをあらわにする一幕があった。
生配信では「再生の道」から都議選に出馬し、落選した立候補者17人が集結。選挙を振り返った。
吃音症を抱える立候補者は時折詰まりながらも、言葉をつむぎ出し、自身の選挙戦を振り返った。その間、生配信のチャット欄を目で追っていた石丸氏は「チャット欄がガヤるんで、僕から説明させてください」と切り出した。
候補者の名前を出し「吃音症をお持ちでらっしゃるんですよ。なので、話すことが難しい時がある。うまく言葉をつむぐために『えっと』という言葉を使って。それで何とか言葉を出すという工夫をされてらっしゃるので」と説明。その上で「ガタガタ、うるせーわチャット欄。チャット欄でしか騒げないやつは黙っておいてほしいですね。さすがに僕も腹立ちます」と怒りをあらわにした。
「再生の道」に応募した1128人に対し、3回の試験を実施。最終面接をYouTubeで公開した上で42人を擁立。政策については各立候補に委ねていたが、全42人全員が落選した。