
歌手中森明菜(59)が13日、ニッポン放送「中川家 ザ・ラジオショー」(金曜午後1時)にゲスト出演。芸能界入りのきっかけになった日本テレビ系オーディション番組「スター誕生!」の思い出を語った。
中森は81年の「スタ誕」に合格。「山口百恵さんの『夢先案内人』を歌わせていただいて、当選させていただきました」と振り返った。中森の大ファンを公言する剛(54)が「坂本九さんが横に立って、一緒に手拍子して」と当時の放送内容に触れると、中森は「オーディションの時からご覧になってくださってたんですか?」と驚いた。
また「毎週ごとき予選会に行って、落ちちゃあまた行って、落ちちゃあまた行って」と何度もオーディションに挑戦していたことを告白。「7回くらい落ちてます。テレビ(予選会)も3回目で受かりました。テレビ2回出てます」と明かし、「2回とも松田トシ先生にボロボロに言われて」と辛口審査員として知られた松田トシさんについて語った。
中森は「最初に『夏に抱かれて』という岩崎宏美さんの歌を歌った時に、『あなたはルックスがかわいらしいから、自分に合った曲を選んできなさい』と言われて」と回想。その後の予選会では王道アイドル曲の松田聖子「青い珊瑚礁」を選んだが「今度は『あなた童謡でも歌ったらいいんじゃないの?』って言われて。厳しかったんです」と苦笑していた。