
演歌歌手田中あいみ(24)の新曲「NAZO」が14日に配信リリースされる。木梨憲武(63)がプロデュースし、所ジョージ(70)が作詞作曲を手がけた軽快なポップス曲。人間心理のなぞに迫る歌詞で2人はコーラスでも参加している。
このほど、3人が都内で取材に応じた。
「一番大事なポイントは…」と切り出した所は「田中あいみに紅白歌合戦に行ってほしいんです」と熱く語り、木梨も「狙います」と続いた。昨年に新浜レオン(29)が「全てあげよう」で紅白初出場を遂げたが、同曲も木梨がプロデュースで所が作詞作曲をしている。いわば、紅白歌手を作る“名コンビ”だ。「昨年の紅白は曲のサビからの出演でした。でも、今年は最初から板付きでいきます」と木梨。所も「田中は歌が本当に好きだしうまい。聞くとホッとする」と絶賛する。
昨年の新浜には、曲以外に自身をアピールするパフォーマンス「膝スラ」という強力な“武器”があった。所は「ならば田中君にも『膝スラ』をさせましょう。もし難しければ前回りをさせます」と明言して、演出面でのバックアップも誓った。
ミュージックビデオでは木梨と田中が手品、所は体が折れるマジックを披露している。これを引き合いに、木梨は「紅白ではすごいマジックショーをやりましょう。田中が消えたり違うところから出てきたり」と提案した。
2人の勢いに圧倒されつつ、田中は「この曲はこれまでの私にはなかった世界。違う扉を開いて、違う引き出しができています」と手応えを感じている。そして「今年はこの曲で、2人の船に乗っかって紅白という夢を追いかけて頑張ります」と夢舞台への強い思いを明かした。