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「言いたいことは山ほど…」横野レイコ氏 白鵬翔さんの退職引退に心境思いやる 


相撲ジャーナリストの横野レイコ氏が、白鵬翔さんの日本相撲協会退職会見での発言に関して、協会の矛盾と「ズレ」について解説を行った。彼が率いていた宮城野部屋はかつて弟子の暴力問題で閉鎖され、その弟子たちは他の部屋への転籍を模索していたが、モンゴル出身や新米親方という理由で断られ続けた。最終的には伊勢ケ浜部屋にと期待されるが、ここも将来不透明な状況であった。このような状況に対し、横野氏は白鵬さんが口に出さずに横綱としての責任を全うした姿勢を評価すると共に、協会の方針の不整合が「ズレ」を生んでいると指摘した。

横野レイコ氏(2018年5月撮影)

相撲ジャーナリストの横野レイコ氏が10日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。

大相撲で歴代最多45度の優勝を誇る元宮城野親方の白鵬翔さんの日本相撲協会退職会見で発言した「ズレ」について解説した。

白鵬さんが率いていた宮城野部屋は弟子の暴力問題で昨年4月に閉鎖された。残された弟子たちはもともと大島部屋(元関脇旭天鵬)への転籍を望んだという。「同じモンゴル出身だからと協会に却下されました」(横野氏)。それならと安治川部屋(元関脇安美錦)を希望すると、「新米親方の下では指導にならないと協会に断られました」。浅香山部屋(元大関魁皇)を勧められたが、「キャパシティーの問題でダメでした」。

3月になって伊勢ケ浜部屋と言われたが、同部屋は元横綱旭富士が7月に定年となり、元横綱照ノ富士が継承する。「モンゴル出身、新米親方はダメと、去年は認められなかったのに、白鵬さんの中では受け入れられなかった」。横野氏は協会の矛盾と「ズレ」の原因を指摘した。

「言いたいことは山ほどあるのは十分、わかっている。その状況の中でも一切言わず、横綱を貫いた。惜しい人をなくしたと会見が終わって報道陣は口々に言っていた」と去り際を評価していた。

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