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中井貴一「天国で怒られるのはおれが一番いい」名匠・小津安二郎監督役で名付け親に恩返し


中井貴一が主演する舞台「先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~」の開幕前会見が行われました。中井は日本映画界の名匠、小津安二郎をモデルにした役を演じます。彼は小津との家族的な繋がりがあり、「貴一」という名前を小津氏から与えられたことに触れ、この作品を通じてその恩に報いたいと語りました。当初は出演を辞退していましたが、行定勲監督の熱意に動かされて出演を決意したそうです。また、劇中では多くの女性に囲まれる役を演じることについて、ユーモラスにコメントしました。会見には共演者の芳根京子や柚希礼音らも出席しました。

「先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~」開幕前会見に臨んだ、後列後ろから藤谷理子、土居志央梨、柚希礼音、キムラ緑子、升毅、前列左から芳根京子、中井貴一、行定勲

俳優中井貴一(63)が7日、東京・PARCO劇場で、主演舞台「先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~」(8日~7月20日、同所他)のプレスコールと開幕前会見に臨んだ。

演出を務める映画監督の行定勲氏(56)と、舞台作品では「趣味の部屋」以来、10年ぶりのタッグ。日本映画界の名匠・小津安二郎をモデルにした小田昌二郎を演じる。

中井は「晩年期に最後の1本を撮るときに、人生と映画との葛藤をしながら歩んでいく役をやらせていただきます」。中井家と小津監督は家族のような親交があり、小津監督は祖父のような存在で「貴一」の名付け親だという。「先生が亡くなられた時、僕は1歳。でも育ってくる環境の中で小津イズム、小津安二郎が刷り込まれていったので、それを初めて使う時が来た感じです」と話した。

当初は出演オファーを断ったというが、「行定監督の熱意にほだされてというか。天国に行った時に小津先生に怒られるのはおれが一番いいだろうなと思ってお受けすることにしました」と明かした。劇中には小田を取り巻く、5人の女性が登場する。「天国で『おれはあんなんじゃないよ』って言われるんじゃないかな。美しい女性がたくさんいるんですけど、こんなに赤裸々にされるとは思ってないと思います。フィクションですけど、まずそれが怒られると思います」と笑った。

また「怒られるのを大前提にやらせていただいてるんですけど、劇場に来てくださったお客さまの1人、2人でも、帰って小津安二郎の映画を見てみようと思ってくださったら、名前をいただいた恩返しができるんじゃないかなと思っております」と話した。

芳根京子(28)柚希礼音(45)土居志央梨(32)藤谷理子(29)升毅(69)キムラ緑子(63)と、行定氏も出席した。

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