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小木博明「今回のコメ不足、実際何だった?」 元農水省の識者「減反しすぎと農家の疲弊」


おぎやはぎの小木博明が「DayDay.」で、政府が備蓄米を放出する背景にある「令和の米騒動」の原因を尋ねました。元農水省の鈴木宣弘氏は、減反政策と農家の疲弊が主な原因と説明しました。鈴木氏によれば、米の生産が需要に追いついておらず、農家は所得の減少に伴って米作りを続けられない状況にあるとのことです。この状況が続くと、米の自給率がさらに低下し、いざという時に食物安全保障に深刻な影響を及ぼす可能性があると指摘されています。

おぎやはぎ小木博明(2023年9月撮影)

お笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明(53)が6日、日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演。政府が備蓄米を放出する事態に至っているコメ高騰に伴う「令和の米騒動」の原因を、元農水省の東大大学院特任教授、鈴木宣弘氏にズバリ質問。鈴木氏は「減反で減らしすぎた。それから農家の疲弊」と端的に回答した。

コメの高騰について鈴木氏は「根本原因はコメが不足していて生産が追いついていない状況になってきているということ」と解説。小木は「今回の不足は実際、何だった」と問われると鈴木氏は「減反で減らしすぎた。それから農家が所得が減ってコメ作れない人がどんどん増えてきた。生産現場の疲弊ですね」と回答した。小木は「これから増えてきますね。厳しい」と語し、鈴木氏は「唯一保ってたコメの自給率まで激減してしまえば、何かあったときに、海外からコメが入ってこないことになれば世のみなさんは主食のコメも食べられない。大変な安全保障上の危機に瀕する可能性が高まってしまう」と語った。

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