
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(52)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。
備蓄米放出をめぐり小泉進次郎農相(44)が、野村哲郎元農相(81)の苦言に反論したことについて、私見を示した。
堀江氏は進次郎氏の反論を伝える記事とともに「これは進次郎が正論」との一文でコメントした。
岸田内閣の農相を務めた野村氏は5月31日、鹿児島県で開かれた森山裕・自民党幹事長の会合であいさつした際、進次郎氏が今回の判断を自民党農林部会に諮らなかったとして「ほとんど自分で決めて、自分で発表してしまう。そういう大臣ですから、森山先生からチクリとやっていただかないと今後、心配だ」「やはり、(部会の)ルールというのを覚えていただかないといけないと思っている」などと述べた。
一方の進次郎氏は、1日に野村氏の発言について取材で問われ「ひとつひとつを党に諮らなければいけないとしたら、スピード感を持って大胆な判断はできない」と反論。自身は農林部会長を務めた経験があり「ルールは存じているつもりだ」と断った上で「今回は緊急事態。(党の部会で)じっくり議論をいただいた上でないと動けないのなら、この結果は出せない」と語っていた。
進次郎氏の判断で、店頭販売価格が5キロ当たり2000円程度となった2022年産の備蓄米は、5月31日から一部小売りの店舗に並び、多くの消費者が買いに訪れ完売するなど、コメを購入したい消費者の強い関心を集めている。