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桑田佳祐「クラプトンならしないよね…」自虐まじえ「一番楽しかった」サザンツアーの1曲告白


サザンオールスターズの桑田佳祐(69)がラジオ番組『やさしい夜遊び』に出演し、5月29日に東京ドームで終了した全国ツアーを振り返った。6年ぶりのツアー「LIVE TOUR2025『THANK YOU SO MUCH!!』」は、能登半島地震の被災地を思い石川県からスタートし、13カ所で26公演を開催、計60万人を動員した。桑田は「夢のような5カ月間」「喪失感が大きい」とツアーへの感慨を述べた。演奏中にスタッフからのアドバイスをリアルタイムで受ける面白さを明かしつつ、楽曲「悲しみはブギの彼方に」では特に感動を感じたと振り返った。約50年前に作られたこの曲は最新アルバムに収録され、桑田は「バンド人生でやるべき曲」と語った。

桑田佳祐(前列中央)

サザンオールスターズ桑田佳祐(69)が5月31日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(土曜午後11時)に生出演し、5月29日の東京ドームで千秋楽を迎えた全国ツアーを振り返った。

サザン6年ぶりの全国ツアー「LIVE TOUR2025『THANK YOU SO MUCH!!』」は、能登半島地震の被災地への思いを胸に石川県からスタートし、13カ所26公演でバンド史上最多の60万人を動員した。桑田は「夢のような5カ月間でした。さびしいです。喪失感ですか、これが大きいですね」と振り返った。

その後、セットリストの話題に。ツアー中も一部の選曲やアレンジの変更を加え続けたことを明かした。東京ドームの2公演でのみ演奏した「東京VICTORY」は「初日と2日目でテンポが違うんですよ」と紹介。「初日やっている時に『遅っ』と思って。クリック聞きながらやってましたから、ネタをばらせば」とバッキングの音に合わせての演奏だったことを説明しながら、スタッフに向けて「思わず、クルクル指を回すポーズをした」と振り返った。

さらに、演奏のポイントごとに、耳に付けたイヤーモニターを通じて、スタッフから確認の言葉が入ることも紹介。最新アルバム収録曲「THANK YOU SO MUCH」に収録された「悲しみはブギの彼方に」の演奏について、桑田は「スライド(ギター)引くんですけど」と、サビの直後のワンフレーズを再現しながら「これがいつも忘れるんで、(スタッフが)私の耳の中に『スライド行きます!』みたいなことを。情けない…。エリック・クラプトンとか絶対こんなことしないよね。本当ダサいでしょ」と自虐しながら内幕を明かした。

その後、同曲をオンエア。「僕、この曲、一番楽しかったです!」とライブ演奏をしみじみ振り返った。

「悲しみはブギの彼方に」は1978年デビュー前のアマチュア時代に作られた、バンドサウンドの魅力あふれる1曲で、約50年の時をへて音源化された。桑田は公式YouTubeで公開されている同曲の動画でも「この曲、一番好きで。メロディーが好きとかそういうことじゃないんです。長いバンド人生でやっておくべきと思ったのがこの曲」と公言。「どこにも向かっていない、ただ好きだからやっていた。初期衝動。我々がどういうバンドかというのを分かってもらうとしたら、意外とこういうのかもしれない」と語っている。

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