
女優永野芽郁(25)が26年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の出演を辞退することが18日、分かった。所属事務所が明かした。4月に「週刊文春」で田中圭(40)との二股不倫疑惑などを報じられて以降、起用CMの公開停止なども続いており、影響を考慮して永野サイドから出演辞退の意向を申し入れたという。飛ぶ鳥を落とす勢いだった売れっ子女優の活動に陰りが増してきている。
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不倫報道は否定して、これまでCMなどを含め出演を辞退してこなかったが、大河ドラマへの出演は自ら辞退を申し出た。大河ドラマの撮影スタート直前というタイミングで、関係各所に迷惑をかけたくないという思いなのだろうが、放送中のTBS系ドラマ「キャスター」は、このまま最終回まで出演する予定だ。
映画「かくかくしかじか」も16日に公開初日を迎えたばかり。一方で、CMは辞退ではなく起用した企業側の都合という形で取り下げとなっている。
もし、これら全てを永野サイドから辞退した場合、10億円を超える違約金が発生するとされている。関係者などによると、ここまで不倫疑惑を一貫して否定していることから、大河ドラマ以外は出演契約は継続状態となっており、現在のところ違約金などは発生していないという。
しかし、今回の報道で、当事者同士はここまで否定しているとはいえ、タレントにとって生命線ともいえるイメージの大幅な低下は否めない。これまで好感度の高さや清純派として人気を集めてきた永野を今後、積極的に起用しようとする作品や企業も多くはないだろう。芸能活動を続けていくというが、いばらの道となりそうだ。