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寺島しのぶ、実生活とオーバーラップする作品に「DNAって怖い」“能天気”な夫に感謝


女優寺島しのぶが大阪での舞台『リンス・リピート』の取材会に出席し、娘の摂食障害が家族のすれ違いを浮き彫りにする物語への意気込みを語った。彼女は移民ながら弁護士として成功し、家庭と仕事の間で葛藤する母・ジョーンを演じる。作品は東京公演で大きな反響を呼び、母娘での観劇が多かった。自身の母である富司純子とのエピソードを振り返り、「母のイヤだなと思うところをやってしまう」と家族の大切さを再確認。フランス人の夫との家庭についても言及し、「ダンナが能天気なお陰で息子と私も助かっている」と感謝を述べた。

舞台「リンス・リピート」への意気込みを語った寺島しのぶ(撮影・阪口孝志)

女優寺島しのぶ(52)が9日、大阪市内で舞台「リンス・リピート」(10~11日、京都劇場)の取材会に出席した。

娘が摂食障害を患ったことで浮き彫りになる、家族のすれ違いと苦悩を描いた話題作が日本初上演。寺島は移民ながら弁護士としてのキャリアを築き、仕事と家庭の間で葛藤する母・ジョーンを演じる。「明日始まって、明後日には帰っちゃう。大千秋楽を迎えられるように足を運んでいただけたら。『これはちょっと…』というものはオススメしませんので」と内容に自信を見せた。実際、東京公演では、現実でもありふれたリアルなストーリーに、母、娘で観劇に来た人から「すごいものを見た」と反響が大きかったという。

寺島自身も父が歌舞伎俳優七代目尾上菊五郎、母は女優富司純子という歌舞伎一家に育ち、歌舞伎俳優尾上眞秀の母親とあって、作品の内容が「オーバーラップする」

富司のことを「リアルジョーン。厳しい人。まったくと言っていいほどホメない人。ジョーンはホメるから、まだジョーンの方が良い」と苦笑いするが、実際、母親としての自分は富司に似ているところが多々あり、「母のイヤだなと思うところをやってしまう。DNAってそこが怖い」と反省。「なるべく過干渉にならようにしている。ダンナが能天気なフランス人で、私も息子も助かっている。家族は大事だなって」と夫に感謝していた。

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