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「華岡青洲の妻」大竹しのぶ、妻でなく姑役希望?明かす「青洲28歳…年齢的にはどう考えても」


女優の大竹しのぶが、舞台「華岡青洲の妻」への出演を前に都内での取材会で心境を語った。この舞台は医師・華岡青洲の家族と世界初の全身麻酔手術を描いた作品で、大竹は妻・加恵役として出演。若い頃に同作品のドラマを見ていたことを懐かしみつつ、加恵役へのオファー時には義母役もやりたいと希望したエピソードを明かした。共演の波乃久里子とは22年ぶりの共演ながら、良好な関係を築いていると語る。舞台は7月から京都・福岡・東京で上演予定で、大竹は和歌山の舞台地も訪れ、和歌山弁の奥深さを楽しんで学んでいると話す。

舞台「華岡青洲の妻」取材会で意気込みを話す大竹しのぶ(撮影・鎌田直秀)

女優大竹しのぶ(67)が8日、都内で行われた舞台「華岡青洲の妻」の取材会に女優波乃久里子(79)、俳優田中哲司(59)らと参加し、妻加恵を演じる思いを明かした。

同作は作家の有吉左和子の同名小説を舞台化した作品で、世界初となる全身麻酔を使用した外科手術に成功した医師の華岡青洲の家族を描いている。真っ赤なワンピース姿で登壇し、作品に関しては「嫁姑の問題がピックアップされているが、小学生の時にテレビドラマで夜10時からで遅い時間だったのですが、母がみているので(私も)一生懸命ドキドキしながらみて、お義母さんの怖さを夜眠れなくなりながら毎週楽しくみていました」と懐かしんだ。

さらに加恵役のオファーを受けた際には「(義母の)於継をやりたい」と懇願したことを明かし、「私は於継で、いや加恵でと、2カ月くらい押し問答していました。年齢的にはどう考えてもごくごく自然で…。華岡青州は何歳? 28歳? 加恵さんなんて言えない」と笑った。

大竹は、7月には舞台となる和歌山・紀の川市にある医師・華岡青洲のゆかりの地「青洲の里」に訪れ、隣接する和歌山県立高等看護学院の入学式にもサプライズ出席した。「和歌山弁がニュアンスも柔らかくて美しいけれど、心はすごく違うことを考えている。表面はすごく柔らかい言い合いだけれども、実は憎しみあっているところに怖さと同時に滑稽さもある」と楽しめるポイントもあげた。

波乃とは22年ぶりの共演となるが、壇上でも談笑するほど息のあった“嫁姑”関係だ。波乃からも「私は一回り上なんですよ。(前回共演時も)『マロン大丈夫よ、任せて』とおっしゃって全部尻拭いしてくれた。それくらい楽しい方だし、頼れる人」と信頼を置かれている。

京都・南座(7月10~23日)、福岡・久留米シティプラザ(同26、27日)、東京・新橋演舞場(8月1~17日)の3カ所で上演する。【鎌田直秀】

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