
小説家の山崎ナオコーラさんが8日、都内で、第17回ベストマザー賞2025授賞式に登壇した。
「子育ての多様性」「ママの多様性」をテーマに、一般からの共感や好感を元に1年間の投票で選出された。山崎さんは文芸部門で受賞した。
2人の子どもを持つ。「言葉は自由なものです。母親、まずはママ。これからもっと自由に、いろんな人が自分にしっくりくるように使っていける時代をつくっていきたいなと思っています」と述べ、「自分自身が育児をしていると、育児をしているのは自分だけじゃなくて、社会や時代に育てられているなっていうのを感じるので、母親とかマザーとか、そういった言葉ってもっと広い意味で使ってもいいのかなっていうのを思うと、もしかしたら社会や時代もお母さんなのかもとも思います」と話した。
「これから、いわゆる母親をやっている人や、それ以外の子どもにちょっとだけ関わってるっていう方々、いろんな人が言葉を自由に使いなながら、楽しく言葉、子どもと付き合っていけるようになっていったらいいなと願っております」とスピーチした。