
ケンドーコバヤシ(ケンコバ=52)とフットボールアワー後藤輝基(50)がダブルMCを務めるFANYチャンネル新番組「台本をぶっ壊せ」が1日から配信開始された。このほど2人とゲスト出演するNMB48塩月希依音、バイきんぐ小峠英二が取材に応じ、見どころを語った。
ロケに出た芸人が台本を無視して動く姿から起こる笑いを視聴者にもわかる形で届けるバラエティー番組。後藤は「台本を壊せてたり壊せてなかったり、いろんなものがあって面白かった」と振り返り、ケンコバも「今回は見ている人の反応のないところで撮影をしているので度胸がいるなと思いましたけど、全員違ってすごかったですね。いろいろあるんだと思いました」とうなずいた。
普段からMC業も多い2人。出演者が台本から外れることは「めちゃくちゃ助かる」と口をそろえ、ケンコバは「うまくいかなかったとしても怒りの感情は起きないですね」と話した。有料のFANYチャンネルでの配信には、後藤は「数年前まではなかった形ですけど、うれしいですね」。ケンコバも「ありがたいですよ。こういう番組はどこでも何個でもやりたいものなので、プラットフォームが手を挙げてくれるのはうれしい」と感謝した。
全6話を一挙配信中で、ゲストの塩月と小峠は5話、6話に出演する。塩月は「6話はちょっと見てらんないような…あんまりテレビで見たことがないようなものが見られたなと思います」と語り、小峠も「この時代に珍しいエロ全開ロケで。男たちはたまらないんじゃないかなと思います」と期待をにじませた。
質疑応答ではそれぞれのぶっ壊したいものを聞かれる場面もあった。グループで新センターを務める塩月は「アイドルって序列とかセンターとか争いがある世界なんですけど、最近は『みんなで仲良く』みたいな、まろやかになってきている」とし「それをぶち壊したいですね。私はギスギスしたい派です。バチバチして競い合った方が。メラメラしていたい」と力を込めた。
後藤とケンコバはそれぞれ加齢による体の不調を挙げた。ケンコバは頻尿で寝付きが悪いと明かし「ここ最近、熟睡できたためしがない。3、4回トイレ行くんですよ」と明かし、後藤から「それは壊せ!じゃなくて壊れてるんですよ。治せ!の方じゃない?」と突っ込まれていた。
番組はスタジオゲストに塩月、小峠のほか、1~2話にFUJIWARA藤本敏史、山之内すず、3~4話に、おいでやす小田、阿部なつきも出演する。ロケに出る芸人は、ハリウッドザコシショウ、もう中学生、トム・ブラウン、ななまがり、ナダル、キンタロー。、チャンス大城、みなみかわ、お見送り芸人しんいち、きしたかの、鬼越トマホーク、オダウエダ、金魚
番長、生ファラオ、マリーマリーといったそうそうたる顔ぶれの芸人が登場する。【松尾幸之介】