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中山美穂さん最後の主演作追悼上映会 監督は「今も認めたくない」と声詰まらせる


映画「蝶の眠り」の追悼上映会が東京・アップリンク吉祥寺で開催され、昨年亡くなった中山美穂さんの最後の主演作品を改めて鑑賞する機会となりました。監督のチョン・ジェウンと共演者のキム・ジェウクが舞台挨拶に立ち、中山さんを偲びつつ、その功績に感謝の意を表しました。チョン監督は、中山さんの不在を実感しながらも、「この機会に彼女を深く考えることができ、感謝しています」とコメント。キムもまた、中山さんの才能と美しさに触れ、彼女と共に仕事ができたことに感謝を示しました。韓国でも再上映が検討されているこの映画は、日韓双方での中山さんの影響力を再確認するものとなっています。

映画「蝶の眠り」の追悼上映会に出席したキム・ジェウク

昨年12月に54歳で亡くなった中山美穂さん最後の主演映画「蝶の眠り」(18年)の追悼上映会が22日、東京・アップリンク吉祥寺で行われ、チョン・ジェウン監督、共演のキム・ジェウクらが舞台あいさつを行った。日韓合作で、中山さんは遺伝性アルツハイマー病を宣告された作家を演じた。

2人はこの日のお別れ会にも参列したという。チョン監督は、お別れ会で、同作が紹介されたことを話し「今も認めたくないんですが、いないんだと実感しました」と声を詰まらせた。

また「撮影から8年くらいたっていますが、こういう形で(映画を)見ることになるとは思ってもいませんでした。皆さんと映画を見るのは本当は楽しいことですけど、悲しい気持ちです。それでもこういう機会をきっかけに、中山美穂さんについて考えられる時間ができたことに意義深さとありがたい気持ちを感じます」と話した。

韓国でも中山さん主演映画「ラブレター」が人気で、特に冬になると同作の音楽が街中やカフェで流れてくるという。チョン監督は「私はこれから冬が嫌いになるかも」と複雑な思いをのぞかせた。

キムも「日本に来て、久しぶりに中山さんのファン、僕のファンの前であいさつします。楽しい気持ちでここに立ちたかったけど、すごく残念です」と話した。お別れ会でさまざまな映像を見たことに触れ、「中山さんの映像、僕が知らなかった若いころの活動を見ていたら、やっぱり僕が知ってたより、もっともっと美しくて、才能がある歌手で女優だったんだなと思いました。一緒に映画を残せてありがとうございますという気持ちです」と語った。

撮影を振り返り、キムは「相手を気楽にしてくれた記憶があります。一緒に楽屋でお弁当を食べたり、作品以外のことも話しながら時間を過ごした記憶があります。何を言えばいいのか難しいです」と声を振り絞った。

韓国でも再上映を検討しているという。

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