
2024年12月に54歳で急逝した俳優で歌手の中山美穂さんのお別れの会が22日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれた。芸能関係者ら約800人とファン約1万人が参列した。
祭壇には中山さんが生前好んだダリアのほか、バラやアジサイなど約5000本の花が飾られた。中山さんが3月に誕生日を迎える予定だったことにちなみ、ダリアは55本用意したという。会場には中山さんがコンサートや音楽番組で着用したドレスとスーツ計13着や私生活で愛用していたギター、デビュー当時の写真などが展示された。
喪主を務めた妹の忍さんは会の前に取材に応じ、「姉のことが大好きだった。妹の勝手なお願いだが、どうかいつまでも姉のことを覚えていてください」と涙を流して語った。
お別れの会では、映画監督の岩井俊二さんや歌手で俳優の小泉今日子さんらが弔辞を述べた。中山さんが一人二役を演じた映画「Love Letter」で監督を務めた岩井さんは、中山さん演じる主人公が天国に手紙を出すことにちなみ、弔辞の結びに中山さんへLINE(ライン)でメッセージを送信。「天国でゆっくり読んでください」としのんだ。
アイドル時代に中山さんの先輩として親交を深めた小泉さんは「うちにお泊まりに来たり、旅行に行ったり、楽しい青春の時間を一緒に過ごしました」と思い出を振り返った。「美穂、さようなら。美穂、よく頑張ったね。美穂、ありがとう。可愛い妹。美穂、元気でね。美穂、そのうち行くから待っててね」と声を震わせ、別れを惜しんだ。【河慧琳】
