
80年代から活動してきた伝説的ロックバンド、GASTUNKの元メンバーが22日までにX(旧ツイッター)を更新。活動期間中のギャラがバンド側から支払われていない状況を訴えた。
THE MAD CAPSULE MARKETSなどでも活躍したドラマーMOTOKATSUは19日、ギターのTATSUに向けて「2年間レコーディングやライブに協力してきた人間に一円のギャラも払わず悠々と香港旅行とは素敵ですねTATSUさん!さすがGASTUNKのスーパーギタリストです!なのにさっきの俺が脱退する旨のポスト消せっていう連絡はクソダサいよ…まあギターもマトモに弾けねーやつの思考はそんなもんか笑」と皮肉を込めて投稿。ファンの間で話題となっていた。
これを受け、バンド側も公式Xで声明を発表。「この度はお騒がせして誠に申し訳ございません。MOTOKATSU氏へのギャラ未払い等の状況は事実でございます」と認めた上で、「未払いだけでなくTHE GREATEST SWELLツアーで抱えた負債も負担していただく形で話が進んでしまっておりました」と説明。「1年半以上の間GASTUNKに尽力していただいたMOTOKATSU氏には大変感謝しております。TATSUが香港旅行より帰国次第解決に向けて話し合いをしていきたいと思います」とした。
一方のMOTOKATSUは、バンド側の声明に対し「俺は状況を全て飲み込みバンドの今後を思って何も発信せず黙ってたしブッキングされているライブも逃げずにやりきって最後綺麗に辞めたつもりだった。ラストライブの後労いの言葉一つ無く寂しかったよ…もう忘れようと努力してたのに感情逆撫でされると…難しいね」と複雑な思いを吐露。
「誤解してる方もいるので最後に 別にね金で揉めた訳じゃないのよ」と補足説明し、「金だけじゃないって俺自身が強く思ってたから2年も無給でバンドに尽くせた TATSUとは長い友達だしね 在籍中に俺が金くれって言った事は一度も無いし負債の件も綺麗に辞めたかったから承諾した 俺がキレたのは気持ちの方の問題 以上です」とつづった。