
SUPER EIGHT大倉忠義(39)が21日、都内で行われた、大手焼き鳥チェーン「鳥貴族」の40周年記者発表会に登壇した。同社の創業者である父、大倉忠司氏と公の場で初共演し、コラボレーションが実現した思いについて明かした。
5月1日に迎える「鳥貴族」40周年を記念し、大倉忠司氏の長男である忠義とのコラボ企画を実施する。2人が親子関係であることは広く知られていたが、公の場での共演は今回が初めて。コラボのきっかけは、鳥貴族の公式Xアカウントに忠義が直接コメントを寄せたことだという。
忠義は「(鳥貴族のキャラ)トリッキーくんがSNSをしているのを知らなかったんですけど、なぜか僕のアカウントのおすすめに出てきて。XのAIは優秀だなあ、そこまで分かるんだ」と笑いを誘った。大倉社長は、忠義のXでのコメントを受け「(忠義が)これまで鳥貴族に対して関わってこなかったですし、私も意識してタレントの息子と関わってこなかった。うれしかったなあという気持ちでした」と回想した。
忠義監修の数量限定メニューとして、「串ナゲットグリーン」「ニラ玉グリーン」の2品が5月1日からスタート。さらに2人の40周年特別対談動画が鳥貴族公式アプリ上で同日より公開される。大倉社長は「ありのままの親子の対談を見ていただける」とし、忠義も「いろいろと相談できる父親」と厚い信頼を寄せている。
さらに、40周年を記念した忠義とのコラボ記念ノベルティグッズも発表された。大倉社長が忠義の顔が印刷されたうちわを手にし、会場を盛りあげる一幕も。1号店である「俊徳店」が期間限定で復活することも明かされ、大倉社長は忠義に「焼いてよ」とお願い。忠義は「衛生的に大丈夫かなあ。父親にだけ焼きます」と笑顔で応じた。
最後に忠義は「タレント活動をずっと支えてもらいながらも、僕(忠義)の所属している会社の名前で有名になりたくないんや、という父親の言葉が1回だけありました。こうやって父親も会社が大きくなって、自分を選んでくれたことをすごく誇りに思います」と真っすぐに思いを語った。
「鳥貴族」は忠義が生まれた年に1号店がオープンしており、現在は650店舗以上を構える。大倉社長も「こういった企画をやれるとは想像もしていなかった。息子にとっても40歳という節目にコラボができて親としてもうれしいですし、これを機に息子のファン、そして鳥貴族のファンに今まで以上に喜んでいただければ」と笑顔で願った。